
まちくらべ編集部
各自治体の公式サイト・公的資料をもとに調査・執筆。編集方針
調査概要各自治体の公式サイトから2026年4月時点の公開情報を収集・整理
この記事のポイント
先に結論からまとめるね
結論から言うと、医療費助成・給食費・出産支援は両区とも同水準。差が出るのは家賃と通勤アクセス。品川区は大田区より月2〜3万円高く、6年間で最大216万円の差。品川区は新幹線・リニア(2027年予定)の利便性、大田区は家賃の安さと空港アクセスが強みです。
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東京23区の南部に位置する品川区と大田区。品川区は新幹線停車駅を擁する再開発エリア、大田区は羽田空港隣接で下町の雰囲気が残る街。どちらも子育て世帯が検討するエリアです。


品川区と大田区の子育て支援 比較一覧
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ここからは差が出る項目を詳しく見ていきます。
医療費助成:両区とも18歳まで完全無料
品川区・大田区ともに、子どもの医療費助成は18歳到達後最初の3月31日まで。通院・入院・調剤のすべてが対象で、自己負担なし、所得制限なしです。
東京23区全体の傾向として、医療費助成に差がつくことはほぼなくなっています。
給食費:両区とも小中学校で無償化済み
給食費が月額約4,500円と仮定すると、小中9年間で約48万円の負担がゼロ。この項目でも両区に差はありません。
品川区は小中一貫校(義務教育学校)を全国に先駆けて導入しており、給食も9年間一貫して提供されています。
出産支援:区独自の祝い金はどちらもなし
出産時に受け取れる支援金(両区共通)
図表1出産時に受け取れる支援金(両区共通)
| 制度 | 金額 | 支給元 |
|---|---|---|
| 出産育児一時金 | 50万円 | 国(健康保険) |
| 出産・子育て応援交付金 | 10万円相当 | 国(こども家庭庁) |
| 赤ちゃんファースト | 10万円相当(カタログギフト) | 東京都 |
| 018サポート | 月5,000円/人 | 東京都 |

区独自の子育て支援
両区とも子育て応援券や産後ケア事業を実施していますが、現金給付型の出産祝い金はどちらもありません。
家賃相場:大田区の方が月2〜3万円安い
1LDKの家賃相場
図表31LDKの家賃相場
2LDKの家賃相場
年間・6年間の家賃差
月額3万円の差が出ると仮定した場合の計算です。
図表5年間・6年間の家賃差
| 期間 | 差額 |
|---|---|
| 年間 | 36万円 |
| 6年間 | 216万円 |

通勤アクセス:品川区は新幹線、大田区は空港アクセス
品川区の主要路線
図表6品川区の主要路線
| 路線 | 主要駅 | 東京まで | 渋谷まで | 品川まで |
|---|---|---|---|---|
| JR山手線 | 品川・大崎 | 約20分 | 約15分 | ー |
| JR京浜東北線 | 品川・大井町 | 約15分 | ー | ー |
| 東急目黒線 | 武蔵小山・戸越銀座 | ー | ー | 約10分 |
| りんかい線 | 大井町・天王洲アイル | ー | ー | 約5分 |
| 東海道新幹線 | 品川 | 約10分 | ー | ー |
大田区の主要路線
図表7大田区の主要路線
| 路線 | 主要駅 | 東京まで | 品川まで | 横浜まで |
|---|---|---|---|---|
| JR京浜東北線 | 蒲田・大森 | 約25分 | 約10分 | 約15分 |
| 東急池上線 | 池上・雪が谷大塚 | ー | ー | ー |
| 東急多摩川線 | 蒲田〜多摩川 | ー | ー | ー |
| 京急線 | 京急蒲田・糀谷 | ー | 約10分 | 約15分 |
| 東京モノレール | 天空橋・羽田空港 | ー | ー | ー |
品川区は新幹線停車駅があり、出張が多い家庭には圧倒的に有利。大田区は京急線・東京モノレールで羽田空港へのアクセスが抜群で、旅行や帰省が多い家庭に便利。

保育園:大田区は23区有数の保育園数
認可保育所の状況
両区とも待機児童ゼロを達成。大田区は保育所の絶対数・人口あたりの密度ともに品川区を上回り、保育園選びの選択肢が多い環境です。
品川区は小中一貫教育を全国に先駆けて導入しており、保育園から小学校への接続も意識した教育体制が特徴です。
保育料が安い自治体を比較するのも参考になります。
学童保育
品川区は「すまいるスクール」として、放課後の全児童対策と学童保育を一体化した独自の仕組みを持っています。
こんな家庭には品川区がおすすめ
- 新幹線出張が多い家庭 ー 品川駅は東海道新幹線停車駅
- 小中一貫教育を重視する家庭 ー 全国先駆けの義務教育学校
- 大崎・天王洲など再開発エリアに勤務する家庭 ー 新しいオフィスビルが集積
- 将来のリニア開通を見据える家庭 ー 品川駅がリニア始発駅に予定
こんな家庭には大田区がおすすめ
- 家賃を抑えて広い部屋に住みたい家庭 ー 品川区より月2〜3万円安い
- 羽田空港を頻繁に利用する家庭 ー 京急・モノレールで空港直結
- 横浜方面にも通勤の可能性がある家庭 ー JR・京急で横浜まで約15分
- 商店街のある下町の雰囲気で子育てしたい家庭 ー 蒲田・大森の商店街は活気がある
6年間の総コスト比較シミュレーション
子ども1人・2LDK賃貸の場合で6年間の主要コストを試算します。

まとめ:制度は同じ、家賃と交通拠点で選ぶ
品川区と大田区の子育て支援制度は、医療費助成・給食費・出産支援のいずれも同じ水準です。
差が出るのは以下の3点。
- 家賃 ー 大田区が月2〜3万円安い(6年間で約200万円超の差)
- 交通アクセスの特徴 ー 品川区は新幹線・リニア、大田区は羽田空港
- 保育園の数 ー 大田区が300施設と品川区の2倍
「新幹線・リニアの拠点性と小中一貫教育を取る」なら品川区、「家賃を抑えつつ空港近くで暮らす」なら大田区が合います。
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本記事の情報は2026年4月時点の各区公式サイトの情報に基づいています。制度の詳細は各区の公式サイトまたは窓口でご確認ください。
本記事の情報は2026年4月時点の各自治体公式サイトの情報に基づいています。制度は変更される場合があります。最新情報は各自治体の公式サイトまたは窓口でご確認ください。
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