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自治体比較

更新2026年4月14日

世田谷区 vs 杉並区【2026年最新】子育て・家賃・通勤を6項目で徹底比較

約10分で読めます

ま

まちくらべ編集部

各自治体の公式サイト・公的資料をもとに調査・執筆。編集方針

調査概要各自治体の公式サイトから2026年4月時点の公開情報を収集・整理

この記事のポイント

大事なところだけまとめたよ

東京23区の中でもファミリー層に人気の世田谷区と杉並区。どちらも閑静な住宅街が広がり、教育環境にも定評があります。

この記事の目次11項目開く閉じる
  1. 01世田谷区と杉並区の子育て支援 比較一覧
  2. 02医療費助成:両区とも18歳まで完全無料
  3. 03給食費:両区とも小中学校で無償化済み
  4. 04出産支援:区独自の祝い金はどちらもなし
  5. 05家賃相場:杉並区の方が月2〜3万円安い
  6. 06通勤アクセス:路線の選択肢が異なる
  7. 07保育園:世田谷区は数で圧倒、杉並区は競争率に注意
  8. 08こんな家庭には世田谷区がおすすめ
  9. 09こんな家庭には杉並区がおすすめ
  10. 106年間の総コスト比較シミュレーション
  11. 11まとめ:制度は同じ、差がつくのは家賃と保育園

しかし人口約93万人の巨大区・世田谷と、約58万人の杉並では、保育園の数や家賃相場に明確な差があります。医療費助成や給食費は両区とも同水準ですが、「住みやすさ」を決める家賃・通勤・保育園の条件は大きく異なります。

この記事では、医療費助成・給食費・出産支援・家賃・通勤・保育園の6項目を2026年最新データで比較し、どちらの区が自分の家庭に合うかを判断できるようにします。


ママ
世田谷区と杉並区って、子育て支援は似てるって聞くけど実際どうなの?
パパ
医療費や給食費はほぼ同じ。差が出るのは家賃と保育園の数だよ。世田谷は保育園が多い分、家賃も高い。杉並は家賃を抑えられるけど、保育園は競争率が高めになる。

01世田谷区と杉並区の子育て支援 比較一覧

主要な子育て関連の項目を一覧にまとめましました。

項目世田谷区杉並区
医療費助成(対象年齢)18歳年度末まで18歳年度末まで
医療費(通院の自己負担)なしなし
医療費(所得制限)なしなし
小中学校の給食費無償化(区立小中学校)無償化(区立小中学校)
出産祝い金(区独自)なしなし
認可保育所数300超200超
学童保育利用料約5,000円/月3,000〜5,000円/月
人口約93万人(23区最多)約58万人

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出典
世田谷区「子ども医療費助成」(city.setagaya.lg.jp)、杉並区「子ども医療費助成」(city.suginami.tokyo.jp)、世田谷区「学校給食費無償化」(city.setagaya.lg.jp)、杉並区「学校給食費無償化」(city.suginami.tokyo.jp)

ここからは、特に差が出る項目を掘り下げます。

02医療費助成:両区とも18歳まで完全無料

世田谷区・杉並区ともに、子どもの医療費助成は18歳到達後最初の3月31日まで。通院・入院・調剤のすべてが対象で、自己負担なし、所得制限なしです。

項目世田谷区杉並区
対象年齢0歳〜18歳年度末0歳〜18歳年度末
通院自己負担なし自己負担なし
入院自己負担なし自己負担なし
所得制限なしなし

医療費助成については、両区に差はありません。どちらに住んでも同じ条件です。

これは東京23区全体の傾向でもあり、23区内で医療費助成に差がつくことはほぼなくなっています。

出典
世田谷区「子ども医療費助成」(city.setagaya.lg.jp)、杉並区「子ども医療費助成」(city.suginami.tokyo.jp)
あわせて読みたい自治体比較東京23区の子育て支援を徹底比較【2026年最新】全区データ一覧

03給食費:両区とも小中学校で無償化済み

世田谷区・杉並区とも、区立小中学校の給食費は無償化されています。

世田谷区杉並区
小学校無償無償
中学校無償無償
対象区立小中学校区立小中学校

給食費が月額約4,500円と仮定すると、小中9年間で約48万円の負担がゼロになります。子どもが2人なら約96万円。この項目でも両区に差はありません。

給食費が無料の自治体一覧はこちらも参考にしてください。

出典
世田谷区「学校給食費無償化」(city.setagaya.lg.jp)、杉並区「学校給食費無償化」(city.suginami.tokyo.jp)

04出産支援:区独自の祝い金はどちらもなし

世田谷区・杉並区ともに、区独自の出産祝い金(現金給付)制度はありません。

出産時に受け取れるお金は、国と東京都の制度が中心です。

出産時に受け取れる支援金(両区共通)

図表1出産時に受け取れる支援金(両区共通)

制度金額支給元
出産育児一時金50万円国(健康保険)
出産・子育て応援交付金10万円相当国(こども家庭庁)
赤ちゃんファースト10万円相当(カタログギフト)東京都
018サポート月5,000円/人東京都
ばあば
世田谷も杉並も、区独自の出産祝い金はないのねえ。国と東京都の制度は同じだから、出産支援では差がつかないわ。

世田谷区では「せたがや子育て利用券」(2万円相当・産前産後サービス利用)が区独自の支援としてありますが、現金給付ではありません。杉並区では「杉並子育て応援券」(1万円分)が区独自制度として存在します。

出典
世田谷区「子育て関連の手当・助成」(city.setagaya.lg.jp)、杉並区「子育て関連の手当・助成」(city.suginami.tokyo.jp)

05家賃相場:杉並区の方が月2〜3万円安い

子育て世帯が選びやすい1LDK〜2LDKの家賃相場を、主要エリアで比較します。家賃の差は6年間で考えると大きなインパクトになります。

1LDKの家賃相場

図表21LDKの家賃相場

エリア(世田谷区)相場エリア(杉並区)相場
三軒茶屋約16〜19万円荻窪約13〜16万円
二子玉川約17〜20万円高円寺約12〜14万円
下北沢約15〜18万円阿佐ヶ谷約12〜15万円
用賀約14〜17万円西荻窪約12〜14万円
経堂約13〜16万円久我山約11〜13万円

2LDKの家賃相場

図表32LDKの家賃相場

エリア(世田谷区)相場エリア(杉並区)相場
三軒茶屋約22〜26万円荻窪約18〜22万円
二子玉川約24〜28万円高円寺約17〜20万円
下北沢約20〜24万円阿佐ヶ谷約17〜21万円

月額3万円の差が出ると仮定すると、年間で36万円、6年間で216万円の差になります。子育て支援制度が同じなら、家賃差がそのまま生活コストの差になります。

パパ
医療費も給食費も同じなら、家賃が安い杉並区の方がトータルで得ということになる。6年間で200万円以上の差は無視できないよ。

06通勤アクセス:路線の選択肢が異なる

世田谷区の主要路線

図表4世田谷区の主要路線

新宿まで注目

  1. 東急田園都市線約20分
  2. 小田急線約15分
  3. 京王線約10分

※ 表の数値をもとに編集部作成。「約」「最大」などの表記は元の表のとおりです。

路線主要駅新宿まで渋谷まで東京まで
東急田園都市線三軒茶屋・二子玉川約20分約5分約30分
小田急線経堂・成城学園前約15分約20分約35分
京王線下高井戸・明大前約10分約15分約30分

杉並区の主要路線

図表5杉並区の主要路線

路線主要駅新宿まで渋谷まで東京まで
JR中央線荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺約10分約20分約25分
丸ノ内線荻窪・南阿佐ヶ谷約20分ー約30分
京王井の頭線久我山・永福町ー約15分ー

世田谷区は渋谷方面に強く、杉並区は新宿・東京方面に強い。勤務先の最寄り駅によって有利不利が変わります。

じいじ
通勤時間は毎日のことじゃから、職場が渋谷なら世田谷、新宿や東京なら杉並と考えるのが合理的じゃな。

07保育園:世田谷区は数で圧倒、杉並区は競争率に注意

認可保育所の状況

図表6認可保育所の状況

項目世田谷区杉並区
認可保育所数300超200超
人口あたり保育所数約3.2施設/1万人約3.4施設/1万人
待機児童数(2024年4月)0人0人

両区とも待機児童はゼロを達成しています。ただし「待機児童ゼロ」は国の定義によるもので、希望園に入れなかったケースは含まれません。

世田谷区は保育所の絶対数が23区で最多。エリアごとの選択肢が多く、自宅近くで複数の園から選べる可能性が高い。杉並区は人口あたりの保育所数では世田谷とほぼ同水準ですが、エリアによっては集中する地域があり、人気園への競争率は高めになります。

保育料が安い自治体を比較するのも参考になります。

あわせて読みたい子ども医療費世田谷区の子ども医療費助成まとめ【2026年】

学童保育

図表7学童保育

項目世田谷区杉並区
月額利用料約5,000円3,000〜5,000円
年間差額ー最大24,000円安い

学童保育の利用料は杉並区の方がやや安い傾向。月額2,000円の差であれば、年間24,000円、小学6年間で最大14万4,000円の差になります。

出典
世田谷区「保育施設一覧」(city.setagaya.lg.jp)、杉並区「保育施設一覧」(city.suginami.tokyo.jp)

08こんな家庭には世田谷区がおすすめ

  • 渋谷・表参道方面に通勤する共働き家庭 — 田園都市線で渋谷まで最短5分
  • 保育園の選択肢を最大限確保したい家庭 — 認可保育所300超は23区最多
  • 下北沢・二子玉川など人気エリアに住みたい家庭 — 商業施設と住環境のバランスが良い
  • 将来的に持ち家を検討している家庭 — 資産価値の安定性が高いエリアが多い

09こんな家庭には杉並区がおすすめ

  • 新宿・東京方面に通勤する共働き家庭 — JR中央線で新宿まで約10分
  • 家賃を抑えてその分を教育費に回したい家庭 — 月2〜3万円の家賃差は大きい
  • 落ち着いた住宅街を好む家庭 — 荻窪・西荻窪は商店街と住宅が調和
  • 学童保育の費用を抑えたい家庭 — 月額3,000円〜と、世田谷区より安い

106年間の総コスト比較シミュレーション

子ども1人・2LDK賃貸の場合で、6年間の主要コストを試算します。

項目世田谷区杉並区差額
家賃(月3万円差 × 72ヶ月)基準−216万円216万円
医療費助成無料無料0円
給食費(小学校6年間)無料無料0円
学童保育(月2,000円差 × 72ヶ月)基準−14.4万円14.4万円
6年間の差額合計約230万円
ママ
支援制度は同じでも、家賃の差だけで6年間で230万円も変わるんだね。でも世田谷区には保育園の数や街のブランド力もあるから、何を優先するかだよね。

11まとめ:制度は同じ、差がつくのは家賃と保育園

世田谷区と杉並区の子育て支援制度は、医療費助成・給食費・出産支援のいずれもほぼ同じ水準です。

差が出るのは以下の3点。

  1. 家賃 — 杉並区が月2〜3万円安い(6年間で約200万円超の差)
  2. 保育園の選択肢 — 世田谷区が数で圧倒(300超 vs 200超)
  3. 通勤路線 — 渋谷方面なら世田谷、新宿・東京方面なら杉並

制度比較で差がつかない分、「職場の最寄り駅」と「家賃にいくらまで出せるか」が最大の判断基準になります。


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  • 杉並区の子育て支援まとめ
  • 23区の家賃相場と子育て費用の関係

出典
世田谷区「子ども医療費助成」(city.setagaya.lg.jp)杉並区「子ども医療費助成」(city.suginami.tokyo.jp)世田谷区「学校給食費無償化」(city.setagaya.lg.jp)杉並区「学校給食費無償化」(city.suginami.tokyo.jp)世田谷区「子育て関連の手当・助成」(city.setagaya.lg.jp)杉並区「子育て関連の手当・助成」(city.suginami.tokyo.jp)世田谷区「保育施設一覧」(city.setagaya.lg.jp)杉並区「保育施設一覧」(city.suginami.tokyo.jp)世田谷区「区の概要」(city.setagaya.lg.jp)杉並区「区の概要」(city.suginami.tokyo.jp)

本記事の情報は2026年4月時点の各区公式サイトの情報に基づいています。制度の詳細は各区の公式サイトまたは窓口でご確認ください。

本記事の情報は2026年4月時点の各自治体公式サイトの情報に基づいています。制度は変更される場合があります。最新情報は各自治体の公式サイトまたは窓口でご確認ください。

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次に読むなら東京23区の子育て支援を徹底比較【2026年最新】全区データ一覧東京23区の医療費助成・給食費は全区同じ条件です。差が出るのは区独自の出産支援。港区は最大81万円、品川区は13万円。23区の違いを一目で比較できます。この記事を読む

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CONTENTS

  1. 01世田谷区と杉並区の子育て支援 比較一覧
  2. 02医療費助成:両区とも18歳まで完全無料
  3. 03給食費:両区とも小中学校で無償化済み
  4. 04出産支援:区独自の祝い金はどちらもなし
  5. 05家賃相場:杉並区の方が月2〜3万円安い
  6. 06通勤アクセス:路線の選択肢が異なる
  7. 07保育園:世田谷区は数で圧倒、杉並区は競争率に注意
  8. 08こんな家庭には世田谷区がおすすめ
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  10. 106年間の総コスト比較シミュレーション
  11. 11まとめ:制度は同じ、差がつくのは家賃と保育園