まちくらべ編集部
各自治体の公式サイト・公的資料をもとに調査・執筆。編集方針
調査概要各自治体の公式サイトから2026年4月時点の公開情報を収集・整理
この記事のポイント
大事なところだけまとめたよ
神奈川県の主要5市(横浜市・川崎市・相模原市・藤沢市・横須賀市)の子育て支援を比較した結果、医療費助成の拡充が進む横浜市と、出産子育て応援祝い金がある横須賀市が注目です。2026年は横浜市・川崎市で18歳までの医療費助成拡大が決定しており、神奈川県全体で子育て環境が大きく改善されます。
最終更新: 2026年4月9日


総合ランキング
5市の子育て支援を医療費助成・出産支援・保育環境・通勤利便性の4項目で比較しましました。
医療費助成は全市共通で◎です。
評価基準
- 医療費助成: 対象年齢・自己負担・所得制限の有無で評価
- 出産支援: 国・県の制度に加え、市独自の祝い金・助成の有無で評価
- 保育環境: 待機児童数・保育施設の充実度で評価
- 通勤利便性: 東京駅・品川駅までの所要時間で評価
医療費助成の比較
国・県・市の3階層を整理する
子どもの医療費助成は、国・神奈川県・各市の3階層で構成されています。混同しやすいため、まず階層を整理します。
図表1国・県・市の3階層を整理する
| 階層 | 制度 | 内容 |
|---|---|---|
| 国 | 子ども医療費助成(国庫負担) | 未就学児の自己負担を2割に軽減 |
| 神奈川県 | 小児医療費助成 | 一定年齢まで県費補助(各市が上乗せ) |
| 各市 | 市独自の医療費助成 | 対象年齢・所得制限を市ごとに拡充 |

5市の医療費助成 一覧
入院自己負担は全市共通で無料です。
図表25市の医療費助成 一覧
通院自己負担注目
- 横浜市500円/回
- 川崎市500円/回
- 相模原市無料
- 藤沢市無料
- 横須賀市無料
※ 表の数値をもとに編集部作成。「約」「最大」などの表記は元の表のとおりです。
| 市 | 対象年齢 | 通院自己負担 | 所得制限 | 2026年の変更 |
|---|---|---|---|---|
| 横浜市 | 中3まで→18歳年度末 | 500円/回(小4以上) | 一部あり | 2026年6月から18歳年度末まで拡大 |
| 川崎市 | 中3まで→18歳年度末 | 500円/回(小4以上) | 一部あり | 2026年9月から18歳年度末まで拡大 |
| 相模原市 | 18歳年度末まで | 無料 | なし | 拡大済み |
| 藤沢市 | 18歳年度末まで | 無料 | なし | 拡大済み |
| 横須賀市 | 18歳年度末まで | 無料 | なし | 拡大済み |


出産支援制度の比較
国・県・市の3階層
出産に関する支援も3階層で整理します。
図表3国・県・市の3階層
| 階層 | 制度 | 金額 |
|---|---|---|
| 国 | 出産育児一時金 | 50万円 |
| 国 | 出産・子育て応援交付金 | 計10万円相当(妊娠届出時5万円+出生届出時5万円) |
| 市独自 | 各市の独自制度 | 下表参照 |
5市の独自出産支援
図表45市の独自出産支援
| 市 | 独自制度 | 内容 |
|---|---|---|
| 横浜市 | 出産費用助成 | 出産費用の自己負担分を最大9万円助成(独自) |
| 川崎市 | なし | 国・県制度のみ |
| 相模原市 | なし | 国・県制度のみ |
| 藤沢市 | なし | 国・県制度のみ |
| 横須賀市 | 出産子育て応援祝い金 | 出産時に祝い金を支給 |

各市の子育て支援 詳細
横浜市
- 医療費助成: 2026年6月から18歳年度末まで拡大予定
- 出産費用助成: 最大9万円(市独自)
- 保育環境: 認可保育所数は全国最多クラス。「横浜保育室」制度で認可外の質も担保
- 通勤: 横浜駅→品川駅 約17分(JR東海道線)
- 家賃相場(2LDK): 約12〜18万円
川崎市
- 医療費助成: 2026年9月から18歳年度末まで拡大予定
- 出産支援: 国・県制度のみ(市独自の祝い金なし)
- 保育環境: 小規模保育事業を積極展開。待機児童対策に注力
- 通勤: 武蔵小杉駅→品川駅 約10分(JR横須賀線)
- 家賃相場(2LDK): 約10〜15万円
相模原市
- 医療費助成: 18歳年度末まで無料(所得制限なし)
- 出産支援: 国・県制度のみ
- 保育環境: 緑区・中央区・南区で状況が異なります。南区は比較的充実
- 通勤: 相模大野駅→新宿駅 約40分(小田急線)
- 家賃相場(2LDK): 約7〜10万円
藤沢市
- 医療費助成: 18歳年度末まで無料(所得制限なし)
- 出産支援: 国・県制度のみ
- 保育環境: 湘南エリアの中心。子育て世帯の流入が続き保育需要は高い
- 通勤: 藤沢駅→品川駅 約50分(JR東海道線)
- 家賃相場(2LDK): 約8〜12万円
横須賀市
- 医療費助成: 18歳年度末まで無料(所得制限なし)
- 出産支援: 出産子育て応援祝い金あり(市独自)
- 保育環境: 人口減少に伴い保育施設に余裕あり。入りやすさでは5市中トップ
- 通勤: 横須賀中央駅→品川駅 約55分(京急本線)
- 家賃相場(2LDK): 約6〜9万円
生活コストの比較
図表5東京への通勤時間
東京への通勤時間
- 横浜市約17分
- 川崎市約10分
- 相模原市約40分
- 藤沢市約50分
- 横須賀市約55分
※ 表の数値をもとに編集部作成。「約」「最大」などの表記は元の表のとおりです。
| 市 | 家賃相場(2LDK) | 東京への通勤時間 | 東京23区との家賃差(年間) |
|---|---|---|---|
| 横浜市 | 約12〜18万円 | 約17分(品川) | ▲0〜5万円/月 |
| 川崎市 | 約10〜15万円 | 約10分(品川) | ▲2〜7万円/月 |
| 相模原市 | 約7〜10万円 | 約40分(新宿) | ▲5〜10万円/月 |
| 藤沢市 | 約8〜12万円 | 約50分(品川) | ▲3〜8万円/月 |
| 横須賀市 | 約6〜9万円 | 約55分(品川) | ▲6〜11万円/月 |

ケース別おすすめ
共働きで通勤時間を最優先するなら → 川崎市
品川駅まで10分のアクセスは5市中最短です。2026年9月以降は医療費助成も18歳まで拡大されるため、支援制度面でも充実します。家賃も横浜市より2〜3万円安く、年間で24〜36万円の差になります。
出産費用の負担を減らしたいなら → 横浜市
出産費用助成が最大9万円出る市独自制度は神奈川県内では横浜市だけです。出産育児一時金50万円に加え、自己負担分をカバーできるため、出産時の持ち出しを最小限に抑えられます。
家賃を抑えて子育て支援も受けたいなら → 横須賀市
家賃相場は5市中最安の6〜9万円。医療費助成は所得制限なしで18歳まで無料、さらに出産子育て応援祝い金もあります。人口減少に伴い保育施設に余裕があるため、待機児童の心配も少ないです。
医療費の自己負担ゼロを求めるなら → 相模原市・藤沢市
横浜市・川崎市は小4以上で500円/回の自己負担がかかりますが、相模原市と藤沢市は完全無料。子どもが頻繁に通院するご家庭では、年間の差額が数万円になることもあります。
まとめ
神奈川県の子育て支援は2026年に大きな転換期を迎えます。横浜市(6月)と川崎市(9月)が18歳までの医療費助成拡大を決定し、5市すべてで高校生世代まで医療費がカバーされることになります。
差が出るのは独自の出産支援と生活コストです。横浜市の出産費用助成(最大9万円)と横須賀市の出産子育て応援祝い金は、他市にない独自の強みです。
子育て世帯の移住・引っ越しを検討中の方は、以下の関連記事もご活用ください。
関連記事:
- 子育てしやすい街ランキング 全国版
- 医療費助成が手厚い自治体一覧
- 出産祝い金ランキング 全国版
- 給食費が無料の自治体一覧
- 共働き子育てしやすい街ランキング
- 埼玉県の子育てしやすい街ランキング
- 千葉県 子育て支援ランキング
- 横浜市vs川崎市 子育て比較
{アフィリエイトURL}
本記事の情報は2026年4月時点の各市公式サイトの公開情報に基づいています。制度の最新情報や詳細な条件は、各市の公式サイトまたは窓口にてご確認ください。
本記事の情報は2026年4月時点の各自治体公式サイトの情報に基づいています。制度は変更される場合があります。最新情報は各自治体の公式サイトまたは窓口でご確認ください。
免責事項
本記事の情報は各自治体の公式サイトの情報に基づいています。 制度は随時変更される可能性があります。 最新の情報は必ず各自治体の公式サイトまたは窓口でご確認ください。 当サイトは特定の自治体への移住や引越しを推奨するものではありません。 当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。
次に読むなら子育てしやすい街ランキング【2026年最新】全国版子育てしやすい街を独自の100点スコアでランキング。医療費・給食費・出産祝い金・保育料・家賃の5項目で全国主要都市を徹底比較。2026年最新データでどの街が子育て世帯に有利かわかります。この記事を読む
