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本ページのデータは各自治体の公式サイトから2026年4月時点の公開情報を収集・整理したものです。

横浜市vs川崎市 子育て支援を徹底比較【2026年最新】

公開日: 2026年4月2日 / 最終更新: 2026年4月13日

神奈川県の2大都市、横浜市と川崎市。どちらも都心へのアクセスが良く、子育て世帯に人気のエリアです。

しかし隣り合う2市でありながら、子育て支援の中身にはかなりの違いがあります。医療費の自己負担は横浜がゼロ、川崎は1回500円。給食費は横浜が2026年度から小学校無償化、川崎は未定。一方で家賃相場は川崎の方が安いエリアが多く、保育園の状況も異なります。

「結局どっちが得なの?」という疑問に、制度データ・家賃・保育園・通勤の4軸で答える。


ママ
ママ
横浜と川崎って隣同士なのに、子育て支援は結構違うの?
パパ
パパ
違う。医療費の自己負担だけで年間5,000円の差があります。ただし2026年秋にはこの差がなくなる予定だから、今のタイミングで見るべきは給食費と家賃のバランスだよ。

横浜市と川崎市の子育て支援 比較一覧

まず全体像をご覧ください。主要な子育て関連の項目を一覧にしましました。

項目横浜市川崎市
医療費助成(対象年齢)中学3年生まで ※2026年6月から18歳に拡大予定中学3年生まで ※2026年9月から18歳に拡大予定
医療費(通院の自己負担)なし小4〜中3は1回500円 ※2026年9月に廃止予定
医療費(所得制限)なしなし
小学校の給食費2026年度から実質無償化保護者負担(月額約4,600円)
中学校の給食デリバリー型(選択制)自校調理方式
出産費用助成(市独自)あり(最大9万円)なし
保育所等待機児童数0人(2024年4月時点)0人(2024年4月時点)
人口約377万人約154万人
面積437.56km²143.01km²

出典:横浜市「小児医療費助成」(https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/iryohijosei/shoni/child.html)、川崎市「小児医療費助成」(https://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000128564.html)、横浜市「学校給食費の無償化」(https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/sesaku/kyusyoku/syogakko-shiengakko/musho.html)、川崎市「学校給食」(https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000121366.html)

ここからは、特に差が大きい項目を掘り下げる。

医療費助成:現時点の差は「通院1回500円」

2026年4月時点で、両市とも医療費助成の対象年齢は中学3年生までで同じ。違いは通院時の自己負担にあります。

横浜市は0歳から中学3年生まで自己負担なし。川崎市は小学4年生から中学3年生まで通院1回につき500円の自己負担がかかる(入院は無料。非課税世帯は通院も無料)。

子どもが小4以上で年間10回通院すると仮定した場合の差額は以下の通り。

横浜市の自己負担は全市共通で0円です。

通院回数(年間)川崎市の自己負担差額
5回2,500円2,500円
10回5,000円5,000円
20回(アレルギー通院等)10,000円10,000円

小4から中3の6年間で見ると、年10回通院の場合は累計30,000円の差になります。

ただしこの差は長く続かありません。川崎市は2026年9月から500円の自己負担を廃止する方針を発表しています。さらに両市とも18歳(年度末)までの拡大を予定しており、2026年秋以降は条件がほぼ同じになる見込みです。

ばあば
ばあば
今は横浜の方がお得だけど、半年後にはほとんど同じ条件になるのねえ。引越しのタイミングも考えた方がいいわね。

給食費:小学校6年間で約33万円の差

2026年度から、横浜市は小学校の給食費を実質無償化します。これは横浜市の子育て世帯にとって大きな変化です。

一方、川崎市は給食費の無償化を実施していません。小学校の給食費は月額約4,600円(年間約5万5,000円)を保護者が負担します。

横浜市川崎市
小学校6年間の給食費実質0円(2026年度〜)約33万円(月約4,600円 × 6年)

小学生の子どもが2人いる家庭なら、6年間で約66万円の差。3人なら約99万円。

なお、横浜市の無償化は小学校のみ。中学校は現時点で対象外。横浜市の中学校はデリバリー型給食(ハマ弁)の選択制で、利用する場合は費用がかかる。川崎市の中学校は自校調理方式で全生徒に提供されており、こちらも保護者負担があります。

パパ
パパ
給食費は今後数年で最も差がつくポイントです。医療費の差が2026年秋に縮まる分、給食費の差が際立ってくる。

中学校の給食は「質」の違いにも注目

横浜市と川崎市の中学校給食は、制度そのものが異なります。

横浜市はデリバリー型の「ハマ弁」方式を採用しており、利用するかどうかは生徒・保護者の選択に委ねられています。利用率は年々上昇しているが、弁当を持参する家庭も多いです。

川崎市は各学校の調理室で作る自校調理方式。温かい給食が全生徒に提供されるため、保護者が弁当を作る負担がありません。

「給食費がかかるかどうか」だけでなく、「毎朝弁当を作る必要があるかどうか」という観点も、共働き家庭には重要な判断材料になります。

家賃相場:同じ条件なら川崎の方が安いエリアが多い

子育て世帯が選びやすい2LDK〜3LDKの家賃相場を、主要駅周辺で比較します。

エリア(横浜市)2LDK相場エリア(川崎市)2LDK相場
横浜駅周辺約15〜18万円川崎駅周辺約13〜16万円
日吉・綱島約12〜15万円武蔵小杉約15〜19万円
戸塚・東戸塚約10〜13万円溝の口約11〜14万円
港南台・上大岡約9〜12万円登戸・向ヶ丘遊園約9〜12万円
青葉台・あざみ野約11〜14万円新百合ヶ丘約10〜13万円

※家賃相場は2026年3月時点の不動産ポータルサイト掲載物件に基づく参考値です

※上記は2026年3月時点の不動産ポータルサイトの掲載相場をもとにした目安であり、物件の条件(築年数・駅距離・階数等)によって異なります。

全体的に、川崎市の方が同程度の条件で1〜2万円ほど安いエリアが多いです。ただし武蔵小杉はタワーマンション需要で相場が高く、横浜市内の中堅エリアと同等かそれ以上になります。

じいじ
じいじ
家賃の差は毎月の固定費だから、年間にすると12〜24万円。給食費の差と合わせて考えると、トータルの生活コストで判断するのが賢いやり方じゃよ。

保育園の入りやすさ

両市とも2024年4月時点の待機児童数は0人を達成しています。ただし「待機児童0人」は国の定義上の数字であり、第1希望の保育園に入れないケースは依然として存在します。

実際の入園のしやすさは、地域ごとに大きく異なります。横浜市は市域が広く、エリアによって保育園の充足状況に差があります。川崎市は特に武蔵小杉・溝の口など人口急増エリアで競争率が高い傾向があります。

いずれの市でも、0歳4月入園が最も入りやすく、1歳4月入園は競争が激しい。入園を考えている場合は、各市の「保育所等利用待機児童数」の地域別データを確認することをおすすめします。

都心へのアクセス

通勤のしやすさも、住む街を選ぶ上で重要な要素です。

出発駅→ 品川駅→ 東京駅→ 渋谷駅→ 新宿駅
横浜約17分約26分約29分約33分
川崎約9分約18分約22分約24分
武蔵小杉約12分約19分約13分約20分
戸塚約31分約40分約38分約42分
溝の口約20分約30分約17分約25分

※JR・東急線の乗換案内による目安所要時間

川崎市は都心に近い分、通勤時間が短いです。特に品川・東京方面への通勤なら川崎駅周辺が圧倒的に有利。一方、横浜市でも日吉や東戸塚など東急線・JR沿線のエリアは都心へのアクセスが良い。

こんな家庭にはこちらがおすすめ

以上のデータを踏まえると、家庭の状況によって「どちらが合うか」が変わる。

横浜市が向いている家庭

  • 小学生の子どもがいる、またはこれから小学校に上がる(給食費無償化のメリット大)
  • 通院頻度が高い子どもがいる(2026年秋までは自己負担の差がある)
  • 郊外の広い家でゆったり暮らしたい(戸塚・港南台エリアは家賃が抑えめ)

川崎市が向いている家庭

  • 都心への通勤時間を最短にしたい(川崎駅から品川まで9分)
  • 家賃を抑えたい(同条件で横浜より1〜2万円安い傾向)
  • 中学校の給食を重視する(自校調理で温かい給食が毎日出る)
  • 2026年秋以降に引越しを予定している(医療費の差が解消される)
ママ
ママ
つまり「今すぐ引越し」なら給食費と医療費で横浜が有利、「秋以降」なら家賃と通勤で川崎も十分ありってことね。

まとめ

  • 医療費の自己負担は横浜がゼロ、川崎は1回500円。ただし2026年9月に川崎も廃止予定
  • 給食費は横浜が2026年度から小学校無償化。川崎は未定。小学校6年間で約33万円の差
  • 家賃は川崎の方が同条件で月1〜2万円安いエリアが多い
  • 都心アクセスは川崎が有利。品川まで9分
  • 2026年秋以降は医療費助成の条件がほぼ同じになり、「給食費」と「家賃・通勤」のバランスで判断する局面に

両市の制度をさらに詳しく比較するには、まちくらべの比較機能をご利用ください。

横浜市の支援制度一覧(https://machikurabe.jp/city/yokohama) 川崎市の支援制度一覧(https://machikurabe.jp/city/kawasaki) 横浜市と川崎市を比較する(https://machikurabe.jp/compare?cities=yokohama,kawasaki)


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出典

  • 横浜市「小児医療費助成」https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/iryohijosei/shoni/child.html
  • 横浜市「学校給食費の無償化」https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/kyoiku/sesaku/kyusyoku/syogakko-shiengakko/musho.html
  • 川崎市「小児医療費助成」https://www.city.kawasaki.jp/450/page/0000128564.html
  • 川崎市「学校給食」https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000121366.html

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