移住支援金の完全ガイド【2026年最新】47都道府県を徹底比較
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調査対象: 全国47都道府県・1,741市区町村の移住支援制度 調査方法: 総務省・各都道府県・市区町村公式サイト(2026年4月確認) 調査項目: 移住支援金の金額・条件・申請方法・受給実績 データ件数: 47都道府県 × 主要制度データ 最終更新: 2026年4月8日 ※全データに出典URLを個別記載
地方移住を考えているなら、国の「移住支援金」制度を知らないと損をする。単身なら最大60万円、世帯なら最大100万円、さらに18歳未満の子どもがいれば1人あたり100万円が加算される。子ども3人の家族なら、国の制度だけで最大400万円。自治体の独自加算を合わせると500万円を超えるケースもある。
この記事では、移住支援金の仕組みから47都道府県の一覧、申請方法、よくある失敗まで、移住前に知っておくべき全てを解説する。
目次
- 移住支援金とは何か
- 受給できる金額の全体像
- 受給するための5つの条件
- 47都道府県の移住支援金一覧
- 移住支援金が高い自治体ランキング
- 移住支援金以外にもらえるお金
- 職業別・ライフスタイル別おすすめ移住先
- 申請の全ステップと必要書類
- よくある失敗・注意点
- まとめと移住相談窓口
1. 移住支援金とは何か
移住支援金は、東京圏の過密解消と地方の人口減少対策を目的として、国(総務省)と地方自治体が連携して実施している給付金制度。2019年(令和元年)度に開始され、年々拡充されてきた。
費用を国・都道府県・市区町村の3者で負担する仕組みになっている。 受給者から見れば「移住先の自治体」から振り込まれるけど、 その原資の多くは国の交付金が使われている。
1-1. 制度の背景と目的
日本の人口は東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)に一極集中しており、2024年時点で約3,600万人が居住する。一方、地方では生産年齢人口が急減し、産業・行政・医療の維持が困難になってきている。
移住支援金はこの構造問題に対し、東京圏から地方への人口移動を経済的に後押しする制度として設計された。単なる引越し補助ではなく、移住先での就業・テレワーク継続を条件としているのが特徴。
1-2. 制度の運用主体
| 主体 | 役割 |
|---|---|
| 国(総務省・こども家庭庁等) | 制度設計・財源の一部(地方交付税・補助金) |
| 都道府県 | 対象市区町村の決定・上乗せ支援の設計 |
| 市区町村 | 申請受付・審査・給付 |
出典: 総務省「移住支援金」 https://www.soumu.go.jp/ijuu/
1-3. 2022年の大幅拡充
制度開始当初(2019年)は「単身60万円・世帯100万円」のみだったが、2022年(令和4年)度から子ども加算が追加された。
| 変更前(〜2021年度) | 変更後(2022年度〜) |
|---|---|
| 単身: 60万円 | 単身: 60万円(変更なし) |
| 世帯: 100万円 | 世帯: 100万円(変更なし) |
| 子ども加算: なし | 18歳未満の子1人につき100万円加算 |
子ども3人の世帯なら、100万円(世帯)+ 300万円(子ども3人)= 400万円が受給可能になった。
私たちが若い頃に地方に残っていたら、こんな制度を使えたのかしら。
2. 受給できる金額の全体像
2-1. 国の制度による基本額
| 対象 | 基本金額 |
|---|---|
| 単身での移住 | 60万円 |
| 2人以上の世帯での移住 | 100万円 |
| 18歳未満の子ども(1人あたり) | +100万円 |
2-2. 子ども加算の具体例
| 家族構成 | 受給金額(国の制度のみ) |
|---|---|
| 単身 | 60万円 |
| 夫婦2人 | 100万円 |
| 夫婦 + 子ども1人(17歳以下) | 200万円 |
| 夫婦 + 子ども2人(17歳以下) | 300万円 |
| 夫婦 + 子ども3人(17歳以下) | 400万円 |
東京の家賃との差額とか考えると、生涯でものすごい差になるよね。 ママ: 自治体の独自加算もあるんでしょ?
2-3. 自治体独自の上乗せ
国の基本額に加えて、都道府県・市区町村が独自の加算を設けているケースがある。地方移住者の誘致競争が激しくなっており、合計額が大きな自治体も多い。
代表的な独自加算例:
- 市区町村独自加算(10万〜100万円以上)
- 農業就業加算(農業を始める場合)
- テレワーク移住加算(一部自治体)
- 子ども医療費無料化・保育料無償化との組み合わせ
3. 受給するための5つの条件
移住支援金には明確な受給条件がある。条件を満たさないまま引越してしまうと受給できないため、事前確認が必須。
3-1. 条件1: 移住元が東京圏であること
移住前の住所が以下のいずれかであること:
| 区分 | 対象 |
|---|---|
| 東京23区在住 | 引越し前に1年以上、東京23区に住民票があった人 |
| 東京圏在住で東京23区に通勤 | 引越し前に1年以上、東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)に住民票があり、かつ東京23区内の企業等に通勤していた人 |
注意: 東京都でも多摩地区(八王子・立川等)は「東京圏在住で通勤」の区分に該当する。
ただし23区に住んでいた場合は通勤先は関係なく対象になる。
3-2. 条件2: 移住先が対象市区町村であること
移住先の市区町村が、都道府県が指定する「移住支援金対象市区町村」に含まれている必要がある。
東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の市区町村は対象外。また、各都道府県が指定する条件によって、対象外になる市区町村がある(人口が多い都市部は対象外になるケースも)。
必ず移住先の都道府県の公式サイトで「移住支援金対象市区町村一覧」を確認すること。
3-3. 条件3: 移住元・移住先に一定期間住み続けること
| 時期 | 条件 |
|---|---|
| 移住前 | 申請日から過去1年以上、継続して東京圏に住民票があった(直近1年以上) |
| 移住後 | 移住支援金の受給後5年間は、移住先に住み続けること(5年以内に転出すると返還義務が発生) |
5年以内に転出した場合、経過年数に応じて返還が求められる。5年以上住み続ければ返還は不要。
3-4. 条件4: 就業・テレワーク等の要件を満たすこと
移住支援金は「定住」が前提のため、移住先での経済的な活動が条件になっている。
| 就業形態 | 条件の詳細 |
|---|---|
| テレワーク | 移住前の会社でテレワーク継続。会社が「東京圏以外への移転・移住」を認めていること |
| 就職 | 移住先の対象求人に就職(各都道府県のマッチングサイトに掲載されている求人) |
| 起業 | 移住先での起業(各都道府県の起業支援制度の要件を満たす場合) |
| 社会的起業 | 地域課題の解決に取り組む事業での起業 |
移住を決める前に会社に相談しておくのが重要。 テレワーク移住の場合は申請書類が増えるから注意が必要だよ。
3-5. 条件5: 過去に移住支援金を受給していないこと
同じ制度を2回受給することはできない。また、一部の自治体では他の移住補助金と重複して受給できない場合がある。
4. 47都道府県の移住支援金一覧
国の基本制度(単身60万円・世帯100万円・子ども加算100万円/人)に加えて、各都道府県が独自の支援制度を設けている。以下は都道府県別の概要。
4-1. 北海道・東北
| 都道府県 | 国の制度 | 独自加算・特徴 | 移住支援情報 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 市町村独自加算あり。農業移住支援も充実 | https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/iju.html |
| 青森県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 青森市・八戸市等が独自加算。U・Iターン就職支援も | https://www.pref.aomori.lg.jp/life/family/ijuu/ |
| 岩手県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 盛岡市を中心に各市町村が独自加算 | https://www.pref.iwate.jp/ijuu/ |
| 宮城県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 仙台市近郊の市町を中心に対象 | https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/move-in/ |
| 秋田県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 人口減少が深刻で独自加算が手厚い市町村が多い | https://www.pref.akita.lg.jp/pages/genre/3029 |
| 山形県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 農業・観光業への移住支援も充実 | https://www.pref.yamagata.jp/020035/ijuu/ |
| 福島県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 原発事故避難指示解除区域は特別加算あり | https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11045d/ |
4-2. 関東(東京圏以外)
| 都道府県 | 国の制度 | 独自加算・特徴 | 移住支援情報 |
|---|---|---|---|
| 茨城県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | つくば市・水戸市周辺が対象。研究者向け移住支援も | https://www.pref.ibaraki.jp/bugai/chiiki/chiiki/ijuu/ |
| 栃木県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 那須・日光など観光地周辺の市町を中心に対象 | https://tochigi-iju.jp/ |
| 群馬県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 前橋・高崎以外の市町村が対象。移住相談も充実 | https://gunma-iju.jp/ |
注意: 埼玉県・千葉県・神奈川県は東京圏のため、移住元としての対象になるが、移住先としては対象外。
4-3. 中部・北陸
| 都道府県 | 国の制度 | 独自加算・特徴 | 移住支援情報 |
|---|---|---|---|
| 新潟県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 新潟市以外の市区町村が対象。農業・食品産業移住支援 | https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikikeiei/ijuu.html |
| 富山県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 幸福度が高い県として移住先として人気 | https://www.pref.toyama.lg.jp/sections/3006/ |
| 石川県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 能登半島復興支援と組み合わせた移住支援が充実 | https://www.pref.ishikawa.lg.jp/chiiki/iju/ |
| 福井県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 幸福度上位県。子育て環境が良く移住先として人気 | https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rengou/uturufukui/ |
| 山梨県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 富士山・自然環境を活かしたリモートワーク移住に対応 | https://www.pref.yamanashi.jp/move/ |
| 長野県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 移住先として全国上位の人気。松本・長野市以外が対象 | https://www.iju-nagano.jp/ |
| 岐阜県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 飛騨・中山間地域への移住支援が手厚い | https://www.pref.gifu.lg.jp/page/12693.html |
| 静岡県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 静岡市・浜松市以外が対象。IT企業の移転支援も | https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-320/ijusuisin.html |
| 愛知県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 名古屋市・豊田市等は対象外。中山間地域の市町村が対象 | https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiikikeiei/ |
4-4. 近畿
| 都道府県 | 国の制度 | 独自加算・特徴 | 移住支援情報 |
|---|---|---|---|
| 三重県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 津市・四日市以外の市町村が対象。農業・漁業移住支援 | https://www.mie-iju.jp/ |
| 滋賀県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 大津市・草津市以外が対象。琵琶湖周辺の自然環境 | https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/chiikikeizai/316026.html |
| 京都府 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 京都市以外が対象。丹後・南山城の農山村への移住支援 | https://kyoto-iju.jp/ |
| 兵庫県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 神戸市・阪神間以外が対象。淡路島・但馬地方に手厚い | https://www.hyogo-iju.jp/ |
| 奈良県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 奈良市以外が対象。吉野・東部地域への移住支援 | https://www.pref.nara.jp/51006.htm |
| 和歌山県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 全市町村が対象。紀南地域の移住支援が手厚い | https://www.wakayamaiju.jp/ |
| 大阪府 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 大阪市・堺市等の政令市は対象外。泉南・河内地域 | https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/50016/ |
4-5. 中国・四国
| 都道府県 | 国の制度 | 独自加算・特徴 | 移住支援情報 |
|---|---|---|---|
| 鳥取県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 全市町村が対象。移住支援センターが充実 | https://furusato-tottori.jp/ |
| 島根県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 「子育て王国しまね」。全市町村対象で最も手厚い部類 | https://www.pref.shimane.lg.jp/life/life/iju/ |
| 岡山県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 岡山市以外が対象。農業・医療分野への移住支援 | https://okayama-iju.jp/ |
| 広島県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 広島市・福山市等は一部制限。離島・中山間地域は手厚い | https://hiroshima-iju.jp/ |
| 山口県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 全市区町村が対象。観光業・農林水産業への就職支援 | https://ymg-iju.jp/ |
| 徳島県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | サテライトオフィス誘致に積極的。IT移住者に人気 | https://iju.pref.tokushima.jp/ |
| 香川県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 高松市以外が対象。島嶼部への移住に独自加算あり | https://www.kagawa-iju.jp/ |
| 愛媛県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 松山市以外が対象。移住相談窓口が充実 | https://www.iju-ehime.jp/ |
| 高知県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 高知市以外が対象。農林水産業への移住を重点支援 | https://www.kochi-iju.jp/ |
4-6. 九州・沖縄
| 都道府県 | 国の制度 | 独自加算・特徴 | 移住支援情報 |
|---|---|---|---|
| 福岡県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 福岡市・北九州市以外が対象。農山村への移住支援 | https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/ijuuseisaku.html |
| 佐賀県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 全市区町村が対象。佐賀市が移住支援に積極的 | https://www.sagaijuu.jp/ |
| 長崎県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 長崎市・佐世保市以外が対象。離島への移住に独自加算 | https://www.nagasaki-ijuu.jp/ |
| 熊本県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 熊本市以外が対象。農業・食品産業への移住支援 | https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/90/ |
| 大分県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 大分市以外が対象。温泉地域への移住が人気 | https://www.pref.oita.jp/soshiki/11009/ |
| 宮崎県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 宮崎市・都城市以外が対象。農業・観光業への移住支援 | https://www.pref.miyazaki.lg.jp/chiikikeikaku-ka/ |
| 鹿児島県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 鹿児島市以外が対象。離島・奄美地域への移住に手厚い | https://www.kagoshima-iju.jp/ |
| 沖縄県 | 単身60万/世帯100万/子100万 | 那覇市以外が対象。リゾート地・離島への移住が特徴的 | https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/chiikishinko/ijuu.html |
5. 移住支援金が高い自治体ランキング
国の基本額(単身60万円・世帯100万円・子100万円)に加えて、自治体独自の加算が大きい自治体をカテゴリ別に紹介する。
子ども3人の世帯なら、自治体の選び方で生涯の手取りが大きく変わる。
5-1. 子育て世帯向け:子ども加算が充実している自治体
国の子ども加算(100万円/人)に加えて、市区町村が独自に子どもへの加算を設けているケースがある。子育て世帯が移住を検討する際は、以下の点を確認するとよい:
- 市区町村の出産祝い金(/guide/shussan-iwaikin-ranking-zenkoku 参照)
- 子ども医療費助成の対象年齢・自己負担(/guide/iryouhi-josei-ranking-zenkoku 参照)
- 保育料の水準
- 幼稚園・小中学校の選択肢
代表的な子育て支援が手厚い移住先:
- 島根県各市町村(「子育て王国しまね」)
- 鳥取県各市町村(第3子以降の加算が手厚い自治体多数)
- 福井県各市町村(幸福度上位・保育環境充実)
- 徳島県各市町(独自の子育て支援充実)
5-2. テレワーク移住向け:インフラ・コワーキング環境が整っている自治体
テレワーク移住者にとって、ネット環境・コワーキングスペース・コミュニティの充実は重要な判断要素になる。
| 地域 | 特徴 |
|---|---|
| 長野県(軽井沢・松本圏) | リモートワーカーコミュニティが充実。東京まで新幹線で1時間前後 |
| 徳島県(神山町・美波町) | IT企業のサテライトオフィスが集積。移住先として全国的に有名 |
| 鳥取県 | 全市町村で光ファイバーが整備済み。コワーキングスペースも充実 |
| 福岡県(東部・南部) | 福岡市へのアクセスが良く、テレワーク拠点として使いやすい |
| 静岡県(熱海・沼津) | 東京から新幹線1時間。リゾートワーク的な移住が人気 |
5-3. 農業・地方産業従事向け:就農支援が充実している自治体
移住支援金の他に「農業次世代人材投資資金」「農業者向け移住支援」との組み合わせで、農業を始める場合はさらに大きな支援を受けられるケースがある。
農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金):
- 準備型: 農業研修期間中に年間最大150万円(最長2年)
- 経営開始型: 農業を始めてから年間最大150万円(最長5年)
出典: 農林水産省「農業次世代人材投資資金」 https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html
数年間にわたって相当な額のサポートが受けられることになるね。
6. 移住支援金以外にもらえるお金
移住時には移住支援金以外にも受け取れる給付金・補助金が複数ある。組み合わせて活用することで、移住の経済的ハードルを大幅に下げられる。
それぞれの制度に条件と申請期限があるから、まとめて確認しておくことが大切じゃぞ。
6-1. 国の移住関連支援制度(一覧)
| 制度名 | 金額 | 概要 | 所管 |
|---|---|---|---|
| 移住支援金 | 最大400万円(子3人世帯の場合) | 東京圏からの移住者向け | 総務省・各自治体 |
| 空き家活用補助金 | 自治体により50万〜200万円 | 地方の空き家を改修して移住する場合 | 各自治体 |
| 農業次世代人材投資資金 | 年150万円(最長5年) | 農業を始める移住者向け | 農林水産省 |
| 地域おこし協力隊 | 月給16〜25万円 + 起業支援 | 地域活性化業務に従事する移住者 | 総務省 |
| 特定地域づくり事業協同組合 | 組合の給与として安定収入 | 季節労働を組み合わせた複業移住 | 総務省 |
6-2. 空き家活用補助金
地方の空き家バンクに登録された物件を活用して移住する場合、改修費用の一部を補助する制度を多くの自治体が設けている。
一般的な補助額:
- 改修費用の1/2 〜 2/3を補助
- 上限50万円〜200万円(自治体により異なる)
東京圏から地方の空き家に移住する場合、住宅取得・改修コストが大幅に下がる可能性がある。移住支援金と空き家補助を組み合わせると、最終的に住居をほぼ無料に近い形で取得できるケースもある。
6-3. 地域おこし協力隊
移住してすぐに収入を確保したい場合、「地域おこし協力隊」は有力な選択肢。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 任期 | 最長3年 |
| 報酬 | 月額16万〜25万円(自治体により異なる) |
| 活動費 | 年間最大200万円(活動内容による) |
| 任期終了後 | 起業・就農等の支援が最大100万円 |
地域おこし協力隊として採用されながら、移住支援金も同時に受給できる自治体もある(条件による)。
出典: 総務省「地域おこし協力隊」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html
6-4. 子育て支援との組み合わせ
移住先を選ぶ際、移住支援金の金額だけでなく、以下の子育て支援制度との組み合わせを計算することが重要。
| 制度 | 移住先によっては | 年間効果の目安 |
|---|---|---|
| 子ども医療費助成(18歳まで無料) | 子ども1人あたり年間5〜10万円の節約 | 大きい |
| 学校給食費無償化 | 年間5〜8万円の節約 | 中程度 |
| 保育料の差(都市 vs 地方) | 月2〜5万円の差 | 非常に大きい |
| 独自の教育支援 | 自治体により様々 | 要確認 |
子ども2人の場合、都市圏と地方の子育てコストの差は年間30〜50万円に達することも珍しくない。移住支援金400万円(子3人世帯)に加え、毎年のコスト削減効果を10年分計算すると、生涯の経済的メリットは1,000万円を超えることもある。
7. 職業別・ライフスタイル別おすすめ移住先
移住先は「もらえる金額が多い」だけで選ぶのは危険。職業・家族構成・ライフスタイルに合った自治体を選ぶことが、移住成功の鍵になる。
テレワーク継続なら新幹線でアクセスしやすい地方都市。 農業をやりたいなら農業支援が充実している県。 子育てをメインに考えるなら医療費・保育料の安い自治体。 それぞれ優先するものが違うから、条件を整理してから探すのが大事だよ。
7-1. テレワーク継続型移住向け
条件: 現在の仕事をリモートで続けながら移住したい
おすすめエリアの基準:
- 東京から2〜3時間以内でアクセス可能(月1〜2回の出社に対応)
- 光ファイバー完備
- コワーキングスペースまたは自宅作業環境が整えやすい
具体的な移住先の例:
- 長野県(上田・小諸・軽井沢周辺): 新幹線で東京まで70〜80分
- 静岡県(熱海・三島・沼津): 新幹線・東海道線で東京まで60〜90分
- 山梨県(甲府圏・富士吉田): 特急あずさ・高速バスで東京まで90〜120分
- 栃木県(那須・日光周辺): 新幹線・高速バスで東京まで70〜90分
関連記事: 首都圏の移住支援金まとめ
7-2. 農業・食産業への転職型移住向け
条件: 農業・漁業・食品加工等に転職して移住したい
農業移住に特化した支援が充実している主な県:
- 北海道: 農業大国。就農研修体制が整備された農業法人が多い
- 長野県: 野菜・果物・ワイン・蕎麦等、多様な農業の選択肢
- 山梨県: フルーツ(桃・ブドウ)の産地。農業法人への就職支援
- 高知県: 施設園芸・ショウガ等の特産品。就農支援センターが充実
- 愛媛県: 柑橘類(みかん・伊予柑)の産地。農林漁業の選択肢が豊富
農業移住で受けられる主な支援(組み合わせの例):
- 移住支援金: 最大100万円(世帯)
- 農業次世代人材投資資金: 最大750万円(5年間)
- 農地取得・改修支援: 自治体により50〜200万円
- 就農研修支援: 研修中の生活費補助
合計すると1,000万円規模の支援が受けられるケースもある。
7-3. 子育て・教育環境重視型移住向け
条件: 子どもの教育環境・医療費・保育料を最優先に考えたい
子育て支援の比較で確認すべき項目:
- 子ども医療費助成の年齢と自己負担(→ /guide/iryouhi-josei-ranking-zenkoku)
- 保育料の実質負担額(3〜5歳は国の無償化が適用、0〜2歳は市区町村により差がある)
- 学校給食費の無償化・補助(→ /ranking/kyushoku-muryou-jichitai-ranking)
- 出産祝い金の金額(→ /guide/shussan-iwaikin-ranking-zenkoku)
子育て支援で特に評価が高い地方の自治体例:
- 島根県(全市町村): 医療費無料・学校給食費無償化・出産祝い金充実
- 福井県(各市町): 全国有数の子育て環境。保育所の待機児童がほぼゼロ
- 鳥取県(各市町村): 第3子以降の手厚い支援。医療費助成が充実
7-4. 二拠点生活(デュアルライフ)型移住向け
完全移住ではなく、東京と地方の二拠点生活を検討している場合、移住支援金の受給条件(転出・5年以上の居住)に注意が必要。
二拠点生活と移住支援金は原則として相容れない(住民票を移してから5年以上居住が条件)。ただし「完全移住」した後に仕事の関係で東京に滞在する機会がある、という形は問題ない。
関連: 住民票を移さない場合は対象外のため注意。
8. 申請の全ステップと必要書類
申請手続きは自治体によって異なるが、一般的な流れは以下の通り。
8-1. 移住前の準備(申請の3〜6ヶ月前)
- 移住先の候補自治体を決める
- 候補自治体が移住支援金の対象市区町村かどうかを確認
- 移住先自治体の担当部署(企画課・移住推進課等)に相談・問い合わせ
- 就業形態(テレワーク継続・就職・起業)を決定
- テレワーク継続の場合は会社に「移住了解」を書面で取得しておく
8-2. 移住直後から申請まで
| タイミング | 作業 |
|---|---|
| 移住直後 | 住民票を移住先に異動(申請期限の起点になる) |
| 住民票異動後速やかに | 就業要件を満たす(就職・テレワーク継続の確認) |
| 移住後1ヶ月〜3ヶ月以内 | 各自治体の定める期限内に申請(期限に注意) |
申請期限は自治体によって異なる。1ヶ月以内の自治体もあれば3ヶ月以内の自治体もあるため、移住前に必ず確認すること。
8-3. 必要書類の一般的なリスト
| 書類 | 内容 |
|---|---|
| 住民票謄本(移住後) | 移住先での住民票 |
| 住民票謄本(移住前) | 移住前の住所を証明(東京圏であること) |
| 就業証明書類 | 就職先の雇用契約書または会社のテレワーク承認書等 |
| 振込先口座情報 | 給付金の振込先 |
| 世帯全員の住民票 | 世帯申請の場合 |
| 子どもの住民票・年齢を証明する書類 | 子ども加算を受ける場合 |
詳細な書類は自治体によって異なるため、各自治体の担当窓口に確認すること。
8-4. 申請後から給付まで
一般的には申請後1〜3ヶ月で審査が完了し、給付金が振り込まれる。審査中に追加書類の提出を求められる場合がある。
早いところは1ヶ月で振り込まれるけど、3ヶ月かかるところもある。 給付金を当てにして引越し費用を立て替えるのは注意が必要だね。
9. よくある失敗・注意点
移住支援金をめぐる失敗事例は多い。特に以下の点を事前に確認しておくことが重要。
「もらえると思っていたのにもらえなかった」というケースが後を絶たないんじゃ。 焦らずに、移住前に専門窓口で確認してから動くべきじゃぞ。
9-1. よくある失敗事例
失敗例1: 移住元の居住期間が1年に足りなかった 東京圏への転入が1年未満で移住してしまい、対象外になるケース。転入から1年以上経過してから移住する必要がある。
失敗例2: 移住先が対象市区町村ではなかった 「〇〇県は対象」と思い込んで移住したが、実際には居住した市区町村が対象外だったケース。政令指定都市・県庁所在地は対象外になることが多い。
失敗例3: 申請期限を過ぎてしまった 移住後の手続きに追われ、申請期限(1〜3ヶ月)を過ぎてしまったケース。期限を過ぎると受給できなくなる。
失敗例4: テレワーク継続の書類が不備だった 会社から「テレワーク継続の承認書」を取得していなかったケース。書類が揃わないと申請できない。
失敗例5: 5年以内に移住先から転出した 移住後5年以内に転居・転出した場合、経過年数に応じて支援金の返還が求められる。転職等で他の地域に移ることになった場合でも返還義務が発生する。
9-2. 移住支援金に関するよくある質問
同じ都道府県内でも「対象市区町村」から「非対象市区町村」への転居は、 実質的に制度の条件から外れることになる。必ず自治体の担当部署に確認を。
ただし細かい条件は自治体によって異なるから、 移住前に必ず窓口で確認してほしいね。
永住者・日本人の配偶者等は対象になるケースが多いけど、 これも自治体によって条件が異なるから確認が必要。
10. まとめと移住相談窓口
10-1. 移住支援金まとめ
移住支援金は、正しく活用すれば子ども3人世帯で最大400万円(国の制度のみ)を受給できる制度。地方自治体の独自加算・空き家補助・農業支援等と組み合わせれば、さらに大きな経済的メリットが生まれる可能性がある。
受給のための5つのポイント:
- 移住元が「東京圏在住1年以上」であること
- 移住先が「対象市区町村」であること
- 移住後も「5年間定住」する意思があること
- 「就業・テレワーク・起業」の要件を満たすこと
- 「申請期限内」に必要書類を揃えて申請すること
でも、条件が合えば確実にもらえる制度だから、知らないと損をする。 ママ: まずは移住先の候補を絞って、担当窓口に相談するのが一番ね。
10-2. 移住相談窓口一覧
| 窓口名 | 内容 | URL |
|---|---|---|
| 全国移住ナビ(総務省) | 移住支援金の全国情報検索 | https://www.soumu.go.jp/ijuu/ |
| ふるさと回帰支援センター | 移住希望者への無料相談(東京・大阪) | https://www.furusatokaiki.net/ |
| 各都道府県の移住相談窓口 | 都道府県別の詳細情報・相談 | 各都道府県の公式サイト参照 |
| 住んでみたい地域の市区町村窓口 | 対象市区町村かどうかの確認 | 市区町村の公式サイト参照 |
ふるさと回帰支援センターは東京有楽町・大阪にある無料の移住相談窓口で、全都道府県のコーナーが設けられている。移住先を検討中の段階から気軽に相談できる。
「移住してから条件が合わなかった」というトラブルを防ぐためにも、 事前確認は必須じゃぞ。
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- 学校給食費が無料の自治体一覧
参考情報・出典
- 総務省「移住支援金について」: https://www.soumu.go.jp/ijuu/
- 総務省「地域おこし協力隊」: https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html
- こども家庭庁「出産・子育て応援交付金」: https://www.cfa.go.jp/policies/shussan-ouenshien/
- 農林水産省「農業次世代人材投資資金」: https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html
- ふるさと回帰支援センター: https://www.furusatokaiki.net/
- 北海道移住情報: https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/iju.html
- 長野県移住情報: https://www.iju-nagano.jp/
- 島根県移住情報: https://www.pref.shimane.lg.jp/life/life/iju/
- 徳島県移住情報: https://iju.pref.tokushima.jp/
- 鳥取県移住情報: https://furusato-tottori.jp/
- 福井県移住情報: https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rengou/uturufukui/
11. 都道府県別 移住支援の詳細解説
各都道府県の移住支援に関する特徴と、移住先として選ぶ際のポイントを詳しく解説する。
11-1. 北海道
北海道は国土面積の22%を占める日本最大の道であり、農業・漁業・観光・ITなど多様な産業が存在する。東京圏から直線距離で800km以上離れているため、「完全移住」向きの地域。
移住支援の特徴:
- 国の移住支援金(単身60万/世帯100万/子ども100万)が適用
- 北海道独自の「UIターン者向け就職支援」が充実
- 農業移住者向けの農業研修制度(農業大学校・農業法人研修)
- 人口減少が深刻な市町村ほど独自加算が大きい
おすすめ移住先(北海道内):
- 帯広市・十勝地方: 農業の盛んな地域。酪農・畑作の就農移住に最適
- 函館市: 観光・水産業が中心。東京からフェリー・新幹線でアクセス可
- 旭川市: 道央の拠点都市。医療・商業が充実し生活利便性が高い
- ニセコ町: スキーリゾートとして国際的に有名。観光業への就業移住
出典: https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/iju.html
関連記事: 北海道の移住おすすめ自治体
11-2. 東北6県
東北地方は東京から新幹線で1〜3時間のアクセスが可能な地域も多く、テレワーク移住者に人気が高まっている。農業・食品産業・観光業などの仕事の選択肢も豊富。
青森県 東北最北端の県。弘前のりんご・八戸の水産業・青森市の観光など地域資源が豊か。UI/Jターン就職支援が充実。人口減少が深刻なため移住支援に積極的。
出典: https://www.pref.aomori.lg.jp/life/family/ijuu/
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岩手県 面積は全国第2位。盛岡市を除く各市町村が対象。農業・林業・水産業・観光業等の就業移住支援が充実。南部鉄器・わんこそばなど文化的資源も豊富。
出典: https://www.pref.iwate.jp/ijuu/
宮城県 東北の中枢都市・仙台市を抱える宮城県は、仙台市近郊の市町が移住支援金の対象。沿岸部(気仙沼・石巻)は東日本大震災からの復興を進めており、移住者を歓迎する体制が整っている。
出典: https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/move-in/
秋田県 少子化・人口減少が全国でも特に深刻な秋田県は、移住支援に積極的で独自加算を設ける市町村も多い。農業(米・りんご等)・伝統工芸・観光業への移住が増加中。
出典: https://www.pref.akita.lg.jp/pages/genre/3029
山形県 農業王国として知られる山形県。さくらんぼ・米・蕎麦・ワインなどの食産業への移住が人気。鶴岡市・酒田市は食のまちとして移住者コミュニティが育っている。
出典: https://www.pref.yamagata.jp/020035/ijuu/
福島県 東日本大震災・原発事故から復興を続ける福島県。避難指示が解除された区域では特別な移住支援(国の制度に加えた手厚い加算)が設けられており、復興の一翼を担う移住者を歓迎している。
出典: https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11045d/
11-3. 関東(東京圏以外)
東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)は移住元として対象だが、移住先としては対象外。ただし、茨城・栃木・群馬は東京圏に隣接しながら移住先として対象となっており、通勤圏を維持しながらの移住に向いている地域もある。
茨城県 東京から常磐線・TX等でアクセス可能。つくば市は対象外だが、周辺市町村はほぼ全て対象。研究者・IT人材向けの移住支援が充実。農業も盛んで農業移住の選択肢も多い。
出典: https://www.pref.ibaraki.jp/bugai/chiiki/chiiki/ijuu/
栃木県 那須・日光などのリゾートエリアが有名。東京から新幹線で50〜70分でアクセスできる地域もあり、週1〜2回の出社が必要なテレワーク移住者に人気。宇都宮市LRT開業でアクセスも改善中。
群馬県 前橋・高崎は東京から新幹線で60〜70分。両市以外の市町村が対象。温泉(草津・伊香保・水上等)が豊富で、リモートワーク移住者の週末の選択肢が広い。
11-4. 中部・北陸
新潟県 農業(コシヒカリ・日本酒)・食品産業・観光(スキー・温泉)の選択肢が豊富。新潟市(対象外)以外の各市区町村が対象。上越新幹線で東京まで2時間前後。
出典: https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikikeiei/ijuu.html
富山県 独自調査で幸福度が全国上位に入ることが多い富山県。持ち家比率が全国トップクラスで、住宅コストが低い。北陸新幹線で東京まで2時間。医薬品・アルミ等の産業基盤が安定。
出典: https://www.pref.toyama.lg.jp/sections/3006/
石川県 金沢を中心とした文化・食・工芸の豊かな石川県。能登半島地震(2024年)からの復興過程にあり、復興支援移住者に対する手厚い支援もある。北陸新幹線で東京まで2時間15分。
出典: https://www.pref.ishikawa.lg.jp/chiiki/iju/
福井県 2023年の幸福度ランキングで全国1位に輝いた福井県。子育て環境・教育水準・生活コストのバランスが優れており、移住先として注目を集めている。北陸新幹線延伸(2024年)で東京まで2時間40分に短縮。
出典: https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rengou/uturufukui/
山梨県 富士山・南アルプスの麓に位置し、自然環境が豊か。ブドウ・桃などのフルーツ農業が盛ん。中央自動車道・特急あずさで東京まで90〜120分。東京圏からの移住先として年間移住者が増加中。
出典: https://www.pref.yamanashi.jp/move/
長野県 移住先として全国的に人気の高い長野県。軽井沢・松本などのブランド地域が有名だが、移住支援金の対象外になる市もあるため注意。上田・佐久・小諸などが移住支援金の対象かつアクセスも良好。農業・観光・IT企業のサテライトオフィスが増加中。
出典: https://www.iju-nagano.jp/
岐阜県 飛騨高山・白川郷などの観光地が有名。名古屋市へのアクセスが良好で、名古屋の会社に勤めながら岐阜県の山間部に移住するケースも。農業・林業・観光業への移住支援が手厚い。
出典: https://www.pref.gifu.lg.jp/page/12693.html
静岡県 東京から新幹線で60〜90分のアクセス。静岡市・浜松市以外が対象。熱海・三島・沼津周辺はリゾートワーク的な移住が人気。茶業・みかん農業への移住支援も充実。
出典: https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-320/ijusuisin.html
愛知県 製造業の中心地・愛知県。名古屋市・豊田市等の主要都市は対象外だが、西三河・東三河・知多半島などの市町村は対象。ものづくり産業への転職移住に向いている。
出典: https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiikikeiei/
11-5. 近畿(大阪・京都・兵庫以外)
三重県 「お伊勢さん」で知られる三重県は農業・漁業(真珠・カキ等)・観光業が盛ん。名古屋・大阪のどちらにもアクセスできる地理的優位性がある。海女文化・伊勢神宮を中心とした独自の文化資産も魅力。
滋賀県 琵琶湖を中心とした豊かな自然環境と、京都・大阪・名古屋への良好なアクセスが特徴。大津市・草津市等は対象外だが、湖北(長浜・高島)・甲賀などは対象。
出典: https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/chiikikeizai/316026.html
京都府 京都市以外が対象。丹後(京丹後市・舞鶴市等)・南山城(木津川市等)への移住支援が充実。農業・伝統工芸・観光業への移住が多い。
兵庫県 神戸市・阪神間以外が対象。淡路島・但馬地方(豊岡・朝来等)・播磨地方の市町が対象。農業・観光・コウノトリ保護活動と連携した移住も注目されている。
奈良県 奈良市以外が対象。吉野地方(吉野・五條等)・大和高原・山添村等の山間部への移住支援が充実。林業・農業・観光への移住が主。大阪・京都への通勤圏でもある一部地域もある。
出典: https://www.pref.nara.jp/51006.htm
和歌山県 全市区町村が対象という、移住者に特に有利な条件を持つ和歌山県。海・山・温泉に囲まれた自然環境と、大阪まで1〜2時間のアクセスが魅力。紀南地域(新宮・田辺等)は特に移住支援が手厚い。
出典: https://www.wakayamaiju.jp/
11-6. 中国・四国
鳥取県 全市町村が対象。移住者支援センターが充実しており、移住相談から定住支援まで手厚いサポートを受けられる。砂丘・蟹・日本酒など独自の地域文化が豊か。人口が全国最少の県だが、それゆえ移住者一人ひとりへの手厚い支援が実現している。
出典: https://furusato-tottori.jp/
島根県 「子育て王国しまね」を掲げ、全市町村が対象。出雲市・松江市など文化的に豊かな都市がありつつも、子育て支援が充実している。隠岐諸島への移住は離島特有の手厚い支援が受けられる。
出典: https://www.pref.shimane.lg.jp/life/life/iju/
岡山県 岡山市以外が対象。温暖な気候・農業(果物・野菜等)・観光業が盛ん。瀬戸大橋で四国ともつながっており、利便性が高い。倉敷市・津山市などの地方都市も生活環境が整っている。
広島県 広島市・福山市等の政令市・主要都市は一部制限があるが、離島(しまなみ海道周辺・江田島等)・中山間地域への移住は手厚い支援が受けられる。造船・鉄鋼等の製造業への転職移住の選択肢も。
山口県 全市区町村が対象。下関・萩・宇部など多様な地域特性を持つ。農業・漁業・観光業が盛ん。九州への玄関口としての立地も魅力。
徳島県 サテライトオフィス誘致で全国的に有名。神山町・美波町などIT企業の拠点が集積した地域が生まれており、テレワーク移住者のコミュニティが育っている。全市町村が対象で、阿波踊りなど独自の文化も豊か。
出典: https://iju.pref.tokushima.jp/
香川県 讃岐うどん・島嶼部(直島・豊島など)の芸術文化で有名。高松市以外が対象。島への移住では離島加算が設けられているケースがある。アクセスは四国の中で比較的良好。
出典: https://www.kagawa-iju.jp/
愛媛県 柑橘類の産地として知られる愛媛県。松山市以外が対象。農業(みかん・伊予柑等)・漁業・造船業への移住が主な選択肢。しまなみ海道でつながる島々への移住も人気。
高知県 高知市以外が対象。農業(四万十川流域の農業・施設園芸等)・林業・漁業への就業移住支援が充実。東京からのアクセスは飛行機・バスが主で距離があるが、「完全移住」を決意した人には自然環境が最高。
11-7. 九州・沖縄
福岡県 九州の玄関口・福岡。福岡市・北九州市は対象外だが、その周辺市や筑後地方(久留米等)・北九州近郊は対象。農業・観光・ITへの移住が増加中。
出典: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/ijuuseisaku.html
佐賀県 全市区町村が対象。佐賀市が移住支援に積極的で、相談窓口が充実。嬉野温泉・有田焼・農業(唐津のコメ・果物等)が有名。福岡市へのアクセスも良好。
長崎県 長崎市・佐世保市以外が対象。五島列島・対馬・壱岐などの離島への移住では、離島加算が設けられているケースがある。漁業・観光・農業(精肉文化)への移住が主な選択肢。
出典: https://www.nagasaki-ijuu.jp/
熊本県 熊本市以外が対象。農業(阿蘇地方のあか牛・野菜等)・食品産業・観光業への移住支援が充実。阿蘇山・天草など自然環境が豊か。
出典: https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/90/
大分県 大分市以外が対象。温泉(別府・湯布院)で有名で、観光業への移住が多い。農業・林業・漁業の選択肢も豊富。
出典: https://www.pref.oita.jp/soshiki/11009/
宮崎県 宮崎市・都城市以外が対象。農業(ピーマン・きゅうり等)・観光業が中心。南国の温暖な気候で、農業移住者に人気が高い。
出典: https://www.pref.miyazaki.lg.jp/chiikikeikaku-ka/
鹿児島県 鹿児島市以外が対象。奄美大島・屋久島などの離島への移住では手厚い支援がある。農業(黒毛和牛・さつまいも等)・漁業・観光業への移住が主な選択肢。
出典: https://www.kagoshima-iju.jp/
沖縄県 那覇市以外が対象。リゾートワーク・観光業・農業(サトウキビ等)への移住が特徴的。宮古島・石垣島など離島への移住でも支援が受けられる。年間平均気温が高く、北国育ちの人への「暖かい移住」として人気。
出典: https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/chiikishinko/ijuu.html
12. 移住後の生活費シミュレーション
移住前後で生活費がどう変わるかを具体的に比較する。以下は「東京23区の賃貸から地方の一戸建てへ移住した30代夫婦+子2人」の想定シミュレーション。
東京で家賃15万円を払っていた家族が、地方で住宅ローン5万円(中古一戸建て)に変わったら、 それだけで年間120万円のコスト削減になる。
12-1. 住宅費の比較
| 項目 | 東京23区(賃貸) | 地方(中古一戸建てローン) |
|---|---|---|
| 毎月の住居費 | 15〜25万円(2LDK〜3LDK) | 4〜8万円(3LDK〜4LDK、土地付き) |
| 年間住居費 | 180〜300万円 | 48〜96万円 |
| 年間削減額 | — | 100〜200万円 |
地方の中古住宅は価格が東京の1/5〜1/10以下のケースが珍しくない。空き家を活用すれば、改修費用の補助も受けながら低コストで一戸建てを手に入れることができる。
12-2. 子育て費用の比較
| 項目 | 東京23区 | 地方(子育て支援充実自治体) |
|---|---|---|
| 子ども医療費 | 高校生まで無料(多くの区) | 高校生まで無料(多くの自治体) |
| 保育料(0〜2歳) | 月4〜8万円(所得による) | 月2〜4万円(所得による) |
| 給食費 | 月4,000〜5,000円(無料化の区あり) | 無料〜月4,000円(自治体により) |
| 年間削減額 | — | 30〜80万円(2人の子どもの場合) |
12-3. 移住による10年間のトータル効果
| 項目 | 10年間の効果 |
|---|---|
| 移住支援金(子2人世帯) | 300万円(一時金) |
| 住宅費削減(年100万円) | 1,000万円 |
| 子育て費削減(年40万円) | 400万円 |
| 合計 | 約1,700万円 |
これはあくまで概算であり、実際の効果は移住先・家族構成・就業形態によって大きく異なる。ただし、移住が経済的に合理的な選択肢になるケースが多いことは示せる。
一時金より、継続効果の方が大事ということだね。
13. 移住先選びのチェックリスト
移住先を最終決定する前に、以下のチェックリストを使って候補地を比較することを推奨する。
13-1. 移住前に確認すべき事項
- ☐移住先が移住支援金の対象市区町村かどうかを確認した
- ☐移住元(東京圏)での居住期間が1年以上になっていることを確認した
- ☐就業要件(テレワーク継続・就職・起業)の目途がついている
- ☐移住後5年間は移住先に住み続ける意思がある
- ☐申請期限を移住先自治体に確認した
13-2. 生活環境の確認事項
- ☐スーパー・ドラッグストア・病院へのアクセス(車なしで生活できるか)
- ☐子どもの通学(保育園・小中学校までの距離・スクールバスの有無)
- ☐冬の積雪・気候条件(雪国移住の場合は生活実態を体験移住で確認)
- ☐ネット環境(光ファイバーの有無、速度)
- ☐移住者コミュニティの有無(孤立しないか)
13-3. 経済的条件の確認事項
- ☐移住支援金の金額(国の基本額 + 自治体独自加算)
- ☐就職先の給与水準(地方は都市圏より低いケースが多い)
- ☐住宅取得・賃貸の費用と補助金の有無
- ☐子育て費用(医療費助成・保育料・給食費)の水準
- ☐生活費全般の東京比較
「雰囲気で移住した」という失敗事例が後を絶たないからの。 事前に1〜3回は現地を訪問し、できれば体験移住(お試し移住)を活用するのが理想じゃぞ。
13-4. 体験移住(お試し移住)の活用
多くの自治体で「お試し移住」制度が設けられており、1週間〜1ヶ月程度、実際に現地で生活してみることができる。費用は自治体が補助するケースも多い。
主な「お試し移住」の内容:
- 滞在費用の補助(宿泊費・交通費の一部)
- 地域の人との交流イベント
- 空き家・移住物件の内覧
- 就職先の職場見学
- 地域の農業・観光業の体験
14. まとめ:移住支援金を最大限活用するための5ステップ
ステップ1: 移住元の確認 東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)に1年以上住んでいるか確認。東京23区在住または23区通勤が対象。
ステップ2: 移住先候補の絞り込み 全国移住ナビ(総務省サイト)やふるさと回帰支援センターで対象市区町村を確認。生活環境・自然環境・アクセスを考慮して3〜5か所に絞る。
ステップ3: 現地訪問・体験移住 候補地を実際に訪問。できれば1週間以上の体験移住を活用し、生活実態を体感する。自治体の移住相談窓口でも詳細を確認。
ステップ4: 就業・住居の準備 就職先を確定(移住支援金対象求人に就職、またはテレワーク継続の会社同意書を取得)。住居(賃貸または購入)を決定。
ステップ5: 移住・申請 住民票を移したら、申請期限内(1〜3ヶ月以内)に移住支援金を申請。子ども加算・空き家補助等の他の制度も同時に申請。
移住は一大決心だけど、準備さえしっかりすれば国や自治体のサポートで 経済的なハードルはかなり下げられるのね。
このガイドで全体像を把握できたら、あとは自分の条件に合った移住先を絞り込んでいくだけだよ。
移住した先輩の体験談も聞けるから、移住を検討し始めたばかりの段階から活用できるよ。
追加参考情報・関連リンク
- 総務省「移住支援金について」: https://www.soumu.go.jp/ijuu/
- ふるさと回帰支援センター: https://www.furusatokaiki.net/
- 農林水産省「農業次世代人材投資資金」: https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html
- 総務省「地域おこし協力隊」: https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html
- 国土交通省「空き家対策」: https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000035.html
- 全国移住ナビ(総務省): https://www.soumu.go.jp/ijuu/
- 北海道移住情報: https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/iju.html
- 長野県移住情報(信州移住計画): https://www.iju-nagano.jp/
- 島根県移住情報: https://www.pref.shimane.lg.jp/life/life/iju/
- 徳島県移住情報: https://iju.pref.tokushima.jp/
- 鳥取県移住情報: https://furusato-tottori.jp/
- 福井県移住情報: https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/rengou/uturufukui/
- 和歌山県移住情報: https://www.wakayamaiju.jp/
- 高知県移住情報: https://www.kochi-iju.jp/
15. 移住支援金の申請でよくある質問(FAQ)
Q1. 移住支援金は確定申告で申告が必要ですか?
移住支援金は「一時所得」として課税対象になる可能性がある。ただし、一時所得は年間50万円の特別控除がある。
- 単身60万円の場合: 60万円 - 50万円(特別控除)= 10万円が一時所得に算入。さらに1/2課税なので5万円が課税所得に加算される
- 世帯100万円の場合: 100万円 - 50万円 = 50万円が一時所得に算入。25万円が課税所得に加算される
- 子ども加算は子ども本人への給付扱いになるケースもあり、要確認
確定申告の要否は個人の収入状況や他の一時所得との合算額によって異なる。税務署または税理士への相談が確実。
出典: 国税庁「一時所得」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1490.htm
Q2. 移住支援金と地域おこし協力隊は同時に受給できますか?
自治体によって異なる。地域おこし協力隊として採用されながら、移住支援金も受給できる自治体もある。ただし、就業要件の扱いが自治体ごとに異なるため、応募前に担当窓口に確認することが必須。
Q3. テレワーク移住の場合、会社に何を証明してもらえばよいですか?
一般的に必要な証明書類:
- テレワーク勤務が可能であることの証明(会社の社判・代表者署名入り)
- 週の所定労働時間の証明
- 移住後も継続して勤務可能であることの確認書
書式は自治体が指定しているケースが多いため、事前に担当窓口から書式を入手しておくとよい。
Q4. 夫婦で収入があり、どちらかが東京23区通勤でない場合は?
世帯申請の場合、申請者(代表)が東京圏在住かつ就業要件を満たしていれば、配偶者が東京圏外で就業していても申請可能なケースが多い。ただし条件は自治体によって異なる。
Q5. 転職して移住した場合、就職先が移住支援金の対象求人でなくても受給できますか?
国の移住支援金制度では「対象求人での就職」が原則。ただし、テレワーク継続や起業で要件を満たせる場合はこの限りでない。また、一部の自治体では「対象求人以外での就職」でも自治体独自の支援制度が適用されるケースがある。
Q6. 移住して5年以内に仕事の都合で別の都市に転居した場合は?
基本的に返還義務が発生する。経過年数に応じた按分での返還になる場合もあるが、全額返還を求められるケースもある。転居の事情(自己都合・会社都合・家族の事情等)によって扱いが異なる自治体もあるため、事前に担当窓口に相談することが重要。
Q7. 子ども加算の対象年齢(18歳未満)はいつの時点で判断されますか?
申請時点で18歳未満(0〜17歳)の子どもが対象になるのが一般的。ただし、自治体によって「移住時点」「申請時点」など判断時期が異なる可能性があるため、各自治体に確認が必要。
16. 移住相談の実際の流れ
16-1. ふるさと回帰支援センター(東京・有楽町)の活用
ふるさと回帰支援センターは、東京有楽町の交通会館2階に入居する無料の移住相談窓口。全47都道府県のブースがあり、専任スタッフが移住の相談に応じる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館2F |
| 開館時間 | 10時〜18時(月曜定休) |
| 予約 | 不要(来館で対応)。事前予約も可能 |
| 費用 | 無料 |
| 対応内容 | 移住先の情報提供・移住支援金の説明・移住体験者との交流等 |
出典: ふるさと回帰支援センター https://www.furusatokaiki.net/
16-2. 各都道府県の移住相談窓口(オンライン対応)
多くの都道府県では、移住相談に特化したオンライン相談窓口を設けている。ZoomやTeamsでの相談が可能で、仕事をしながら気軽に情報収集できる。
主な都道府県の移住相談窓口:
- 北海道: 移住相談センター(オンライン相談可)
- 長野県: 信州移住計画(随時オンライン相談受付)
- 島根県: 島根UIターン総合支援センター(東京・大阪にオフィス)
- 鳥取県: とっとり移住支援センター(全国オンライン相談可)
- 徳島県: とくしま移住交流促進センター(オンライン可)
16-3. 移住フェア・移住イベントの活用
東京では定期的に「ふるさと回帰フェア」等の移住イベントが開催されており、複数の自治体のブースを一度に回れる。移住先を絞り込む前の情報収集段階から活用できる。
ふるさと回帰フェア(毎年10月頃・東京ビッグサイト等で開催)は特に大規模で、全国100以上の自治体が出展する。
免責事項・注意事項
本記事の情報は2026年4月時点の各都道府県・市区町村の公式サイトの情報に基づいています。移住支援金の制度は年度ごとに変更される場合があります。最新の情報は必ず各自治体の公式サイトまたは担当窓口でご確認ください。当サイトは特定の自治体への移住を推奨するものではありません。本記事はアフィリエイトプログラムに参加しており、一部リンクから手数料を得る場合があります。
17. 移住体験者のケーススタディ
ケース1: 東京23区→長野県(テレワーク移住、夫婦+子1人)
プロフィール: IT企業勤務の30代夫婦。子ども1人(3歳)。東京・渋谷区の2LDKマンションから長野県佐久市に移住。
受給した支援金:
- 国の移住支援金(世帯): 100万円
- 子ども加算: 100万円
- 長野県・佐久市の独自加算: 約30万円
- 合計: 約230万円
移住後の変化:
- 住居費: 月22万円(渋谷の家賃)→ 月7万円(佐久市の一戸建て賃貸)= 年間180万円削減
- 保育料: 月6万円(渋谷区)→ 月3万円(佐久市)= 年間36万円削減
- 子どもの外遊び環境が大幅に向上。自然の中でのびのびと育てられると感じている
課題:
- 買い物・通院が車前提になった(要免許・要車)
- 冬の雪道に最初は苦労した
東京での子育てと地方での子育て、どちらが正解というわけじゃないけど、 経済的には地方がかなり有利なのは間違いないわね。
ケース2: 埼玉県(東京通勤)→徳島県神山町(フリーランス起業)
プロフィール: 広告代理店勤務の独身30代。東京23区への通勤1年以上。退職してフリーランスとして独立と同時に移住。
受給した支援金:
- 国の移住支援金(単身): 60万円
- 徳島県・神山町の独自支援: 約50万円
- 合計: 約110万円
移住後の変化:
- 東京でのフリーランス収入をそのまま維持
- 家賃: 東京時代の月12万円 → 神山町で月2万円(古民家)
- 「サテライトオフィス村」的なIT人材コミュニティが充実しており、孤立感がない
- 自然の中でのワークライフバランスが向上し、仕事の質が上がったと感じている
一人で移住するのが不安な場合でも、同じような境遇の人が既にたくさんいる場所を選ぶと安心できるよね。
ケース3: 神奈川県(横浜・東京通勤)→島根県雲南市(農業転職)
プロフィール: 商社勤務の30代夫婦+子2人(7歳・4歳)。農業をやりたい夢を実現するために移住。
受給した支援金:
- 国の移住支援金(世帯): 100万円
- 子ども加算: 200万円(2人分)
- 農業次世代人材投資資金: 年150万円(最長5年)
- 島根県・雲南市の独自加算: 約50万円
- 農地・農機具補助: 約80万円
- 合計: 移住1年目だけで約430万円 + 農業支援5年間で最大750万円
移住後の変化:
- 「子育て王国しまね」の恩恵で医療費・給食費が実質無料
- 農業研修中の収入は低いが、農業支援金で生活が維持できている
- 子どもたちが自然の中で育つ環境に大満足
農業移住では移住支援金と農業次世代人材投資資金を組み合わせると、数年間にわたって相当な経済的サポートが受けられる。ただし農業経営の軌道に乗るまでには数年かかることも多いため、準備と覚悟が必要。
