川越市の学校給食費まとめ【2026年】
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埼玉県南西部の中核都市・川越市(人口35万人)では、学校給食費の完全無償化は実施されていません。ただし令和7年9月から令和8年3月まで、給食費を半額に減額する緊急支援策を導入しています。小学生の月額給食費は本来4,350円ですが、支援期間中は2,175円となります。
制度の背景
学校給食費は、食材費(保護者負担)と人件費・施設費(自治体負担)に分かれます。国は給食費の無償化を自治体の判断に委ねており、都道府県単位での統一制度はありません。埼玉県内でも自治体によって対応が大きく分かれている状況です。川越市のような中核市は独自の財政判断が求められ、現在は段階的支援の実証実験段階にあります。
川越市の制度内容
| 項目 | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|
| 通常月額 | 4,350円 | 5,250円 |
| 減額期間(R7.9〜R8.3) | 2,175円 | 2,625円 |
| 年間負担額(通常) | 約52,200円 | 約63,000円 |
| 6年間累計負担額 | 約31万3千円 | 約18万9千円(3年間) |
この数字を家計で考えると、子ども2人が小中学校に通う場合、9年間で約70万円の給食費負担となります。減額支援は7か月間限定のため、年間約1万5千円の軽減効果にとどまる。
近隣自治体との比較
| 自治体 | 小学校月額 | 中学校月額 | 無償化実施 |
|---|---|---|---|
| 川越市 | 4,350円 | 5,250円 | 未実施 |
| 所沢市 | 0円 | 0円 | 実施済み(R6.1〜) |
| 狭山市 | 4,300円 | 5,180円 | 未実施 |
| 入間市 | 4,350円 | 5,250円 | 未実施 |
所沢市との年間差額は小学生で約5万2千円、中学生で約6万3千円。小学校6年間で約31万円、中学校3年間で約19万円の差が生まれます。子ども1人当たり9年間では約50万円の差額となり、これは軽自動車1台分に相当する金額です。
川越市の給食の特徴
川越市は全42校で自校調理方式を採用しています。これは人口35万人規模の都市では珍しく、温かい給食を提供できる利点があります。地産地消にも力を入れており、川越産のさつまいもや小松菜を使用したメニューが定期的に登場します。
食物アレルギー対応では、卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生の7品目について除去食を提供。専用調理室で対応しており、誤食防止のため専用食器を使用しています。
申請の流れ
川越市の給食費は口座振替による支払いが原則となっています。
- 入学時の手続き:4月の入学説明会で口座振替依頼書を受領
- 金融機関での手続き:銀行・信用金庫・郵便局で口座振替の申し込み
- 引き落とし開始:手続き完了後、翌月から自動引き落とし
- 変更時の対応:転校や口座変更時は学校事務室に連絡
- 滞納時の相談:経済的困窮時は就学援助制度の相談窓口を案内
引き落とし日は毎月末日(土日祝日の場合は翌営業日)。前日までに口座残高の確認を忘れずに。
よくある質問
Q1. 食物アレルギーがある場合の対応は?
川越市では主要7品目のアレルギー除去食を提供しています。医師の診断書と学校生活管理指導表の提出が必要で、年度ごとに更新します。対応できない場合は弁当持参となるが、給食費は食べた分のみの請求となります。専用調理室での調理のため、コンタミネーション(混入)リスクも最小限に抑えられている。
Q2. 就学援助制度との関係は?
川越市の就学援助認定世帯は給食費が全額免除されます。生活保護世帯(要保護)と市民税非課税世帯等(準要保護)が対象。認定されれば給食費以外にも学用品費や修学旅行費の援助も受けられる。申請は学校または教育総務部学校教育課で受け付けている。
Q3. 牛乳が飲めない場合の取り扱いは?
医師の診断により牛乳を飲めない場合、牛乳代(月額約1,100円)を給食費から差し引く。宗教上の理由でも同様の対応が可能。ただし、単に「牛乳が嫌い」という理由では適用されず、医学的根拠または宗教的配慮が必要条件となります。
Q4. 転校時の給食費はどうなる?
川越市内での転校は引き続き同じ制度が適用されます。他の自治体への転出時は、月割計算で精算されます。転入時は転入手続きと同時に給食費の手続きも必要で、口座振替の設定に1〜2か月かかる場合は現金納付となります。
こんな家庭には川越市が向いている
給食の質を重視する家庭:自校調理方式で温かい給食を提供し、アレルギー対応も充実しています。年額5万円程度の負担で栄養バランスの取れた食事を確保できるのは、忙しい共働き家庭には大きなメリットです。
段階的な制度変更を期待する家庭:2025年度(令和7年度)の減額支援は、将来的な無償化に向けた実証実験の可能性があります。川越市の財政状況や市民要望を踏まえれば、数年内に無償化される可能性も考えられる。
総合的な子育て環境を重視する家庭:川越市は医療費助成(18歳まで)や保育園待機児童対策など、給食費以外の子育て支援は充実しています。給食費負担があっても、トータルでの子育てしやすさを評価できる家庭には適しています。
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出典:
- 川越市公式サイト「学校給食費について」https://www.city.kawagoe.saitama.jp/kosodate/shugaku/1004742/1018412.html
- 所沢市公式サイト「学校給食費の無償化について」
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本記事の情報は2026年4月時点の各自治体公式サイトの情報に基づいています。制度は変更される場合があります。最新情報は各自治体の公式サイトまたは窓口でご確認ください。