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自治体比較

更新2026年4月13日公開日2026年4月2日

神奈川県の子育て支援比較【2026年】横浜・川崎・相模原・藤沢・横須賀

約9分で読めます

ま

まちくらべ編集部ファクトチェック済

各自治体の公式サイト・公的資料をもとに調査・執筆。編集方針

調査概要各自治体の公式サイトから2026年4月時点の公開情報を収集・整理

この記事のポイント

大事なところだけまとめたよ

医療費助成は藤沢・横須賀がすでに18歳まで自己負担ゼロ。横浜・川崎は2026年後半に18歳へ拡大予定ですが、川崎は現在通院1回500円の自己負担があります。給食費の無償化は5市の中で横浜だけが小学校を対象に実施済み。出産祝い金(市独自)は横浜が最大9万円で突出しています。家賃・通勤・保育園の充実度も加味すれば、重視するポイントによって最適な市が変わる。本記事では6項目のデータをもとに5市を比較します。

この記事の目次9項目開く閉じる
  1. 015市の子育て支援 比較一覧
  2. 02医療費助成:対象年齢と自己負担に差あり
  3. 03給食費:横浜市だけが小学校無償化
  4. 04出産費用助成:横浜9万円が突出
  5. 05家賃相場:エリア別の差は最大2倍
  6. 06都心へのアクセス
  7. 07保育園:入りやすさと充実度
  8. 08こんな家庭にはこの街がおすすめ
  9. 09まとめ

ママ
神奈川って、市によって医療費の無料になる年齢が違うって本当?
パパ
本当。藤沢と横須賀はすでに18歳まで自己負担ゼロだけど、横浜と川崎はまだ中学3年生まで。2026年後半に拡大予定ではあるけど、今現在は差があります。
ママ
じゃあ、子どもが高校生になったら医療費がかかるってこと?
パパ
そういうこと。川崎は今のところ小4以上は通院1回500円かかる。年間の通院回数によっては数千円の差になります。

015市の子育て支援 比較一覧

図表1品川まで

品川まで

  1. 横浜市17分
  2. 川崎市9分
  3. 相模原市40分
  4. 藤沢市45分
  5. 横須賀市50分

※ 表の数値をもとに編集部作成。「約」「最大」などの表記は元の表のとおりです。

市名医療費助成出産祝い金(市独自)給食費(小学校)家賃2LDK目安品川まで
横浜市中3まで(2026年6月に18歳へ拡大予定)最大9万円無償化済み15〜18万円17分
川崎市中3まで・通院500円(2026年9月に18歳へ拡大予定)なし未実施13〜16万円9分
相模原市18歳まで・中高生課税世帯は500円なし未実施8〜11万円40分(橋本→新宿)
藤沢市18歳まで・自己負担なしなし未実施9〜12万円45分
横須賀市18歳まで・自己負担なし5万円未実施7〜10万円50分

02医療費助成:対象年齢と自己負担に差あり

神奈川5市の中で最も差が出るのが医療費助成です。

現時点(2026年4月)の状況:

  • 藤沢市・横須賀市:0歳〜18歳年度末まで、自己負担なし・所得制限なし
  • 相模原市:0歳〜18歳年度末まで。ただし中学生・高校生の課税世帯は通院1回500円、高校生世代は所得制限あり
  • 横浜市:中学3年生まで、自己負担なし。2026年6月に18歳年度末まで拡大予定
  • 川崎市:中学3年生まで。小4〜中3の通院は1回500円(非課税世帯は無料)。2026年9月に18歳年度末へ拡大、500円負担も廃止予定

差額の目安:

川崎で小4以上の子どもが月2回通院した場合、年間の自己負担は1,000円×12ヶ月=約12,000円。2人の子どもで6年間(小4〜中3)続けると、合計約144,000円の差になります。2026年9月以降は廃止予定のため、今後の移住検討では拡大後の制度で比較するとよい。


ママ
拡大後は差がなくなるなら、今はあまり気にしなくていい?
パパ
タイミングによる。今年中に子どもが中学を卒業するなら実質関係ない。でも今年生まれた子どもが高校生になる頃には全市で18歳まで対応済みのはず。制度の拡大スケジュールは必ず各市の公式サイトで確認を。
あわせて読みたい自治体比較東京23区の子育て支援を徹底比較【2026年最新】全区データ一覧

03給食費:横浜市だけが小学校無償化

給食費の無償化は、5市の中で横浜市だけが実施しています。

市名状況詳細
横浜市小学校のみ実施令和8年度から小学校給食費を実質無償化。中学校は対象外
川崎市未実施食材費は保護者負担
相模原市段階的実施令和7年度に小学1年生のみ無償化
藤沢市未実施準備中との記載あり
横須賀市未実施無償化されていない

小学校の給食費は年間約5〜6万円が相場。横浜市で小学校6年間を過ごせば、1人あたり約30〜36万円の節約になります。子ども2人なら60〜72万円の差です。

中学校の給食費は横浜でも無償化されていないため、小中9年間を通じた比較では差が縮まる点は注意。

04出産費用助成:横浜9万円が突出

市独自の出産祝い金(国の出産育児一時金50万円・出産子育て応援交付金10万円とは別)は、5市で大きく差があります。

市名市独自の制度金額
横浜市出産費用助成金最大9万円
横須賀市出産子育て応援祝い金5万円
川崎市なし—
相模原市なし—
藤沢市なし—

横浜の出産費用助成金は産院での費用実績に応じて支給される形式で、国の制度と合算すると実質的な手出しが減る。ただし申請条件や上限は変更される可能性があるため、出産前に横浜市の公式サイトで最新情報を確認すること。

国共通の制度(どの市に住んでも同額):

  • 出産育児一時金:50万円(健康保険から)
  • 出産・子育て応援交付金:10万円相当(こども家庭庁)

05家賃相場:エリア別の差は最大2倍

2LDK・駅徒歩10分圏内の家賃目安(2026年時点):

エリア家賃2LDK目安特徴
横浜駅周辺15〜18万円商業施設・病院が集積。住みやすさは高い
川崎駅周辺13〜16万円品川・東京への近さで需要が高い
藤沢駅周辺9〜12万円湘南エリア。海が近く子育て環境も整っている
相模原(橋本)8〜11万円神奈川で最も家賃が安いエリアの一つ
横須賀中央7〜10万円5市の中で最も家賃が低い

※家賃相場は2026年3月時点の不動産ポータルサイト掲載物件に基づく参考値です

横浜と横須賀の差は月5〜8万円、年間60〜96万円。子育て期の10年間で換算すると600万〜960万円の差になります。子育て支援制度の差と家賃の差を合算して比較することが重要です。


パパ
医療費や給食費で横浜が有利でも、家賃差が月5万円あったら年60万円の出費増。
ママ
子育て支援だけで比較するとミスリードになりそうね。トータルで計算しないと。

06都心へのアクセス

子育て世代は保育園の送迎と通勤を両立する必要があります。通勤時間は生活の質に直結します。

図表2品川まで

品川まで

  1. 横浜市17分
  2. 川崎市9分
  3. 相模原市40分
  4. 藤沢市45分
  5. 横須賀市50分

※ 表の数値をもとに編集部作成。「約」「最大」などの表記は元の表のとおりです。

市主要駅品川まで東京まで特記
横浜市横浜駅17分26分JR東海道線・横須賀線・京急
川崎市川崎駅9分18分JR東海道線・京急。5市最短
相模原市橋本駅40分(→新宿)50分超JR横浜線・相模線。相模原IC近く
藤沢市藤沢駅45分55分JR東海道線・小田急・江ノ電
横須賀市横須賀中央駅50分60分京急本線

川崎は品川まで9分という圧倒的なアクセスで、通勤負担が最も少ないです。その分家賃は高め。相模原・藤沢・横須賀は都心まで40〜60分かかるが、その分家賃が抑えられます。

07保育園:入りやすさと充実度

保育園の待機児童数と整備状況は、子育て世代の市選びに大きく影響します。

  • 横浜市:2025年時点で待機児童ほぼ解消。認可保育園の整備が進んでいます。市内で保育園の充実度にエリア差がある
  • 川崎市:都市部で一部待機が残るが、総じて改善傾向。駅近の認可保育園が増加
  • 相模原市:待機児童は少なめ。市内に認定こども園が多く、比較的入りやすい環境
  • 藤沢市:湘南エリアの人気で子育て世代の流入が続くが、整備も進んでいる
  • 横須賀市:人口減少エリアのため保育園の空き枠が多く、入りやすい

横須賀市は保育園の競争が少なく、入園しやすい環境が整っている点が子育て家庭に評価されています。


ママ
横須賀って家賃も安くて保育園も入りやすいなら、トータルで見るとかなりいいんじゃない?
パパ
出産祝い金5万円もあるし、18歳まで医療費無料だし、数字で見ると確かに悪くない。ただ通勤が50分かかるから、都心勤務だと朝の送迎がきつくなります。
あわせて読みたい子育てランキング神奈川県 子育て支援ランキング【2026年最新】横浜・川崎など主要5市を徹底比較

08こんな家庭にはこの街がおすすめ

都心勤務・共働きで時間効率を重視する家庭 → 川崎市
品川まで9分は通勤時間の節約になります。給食費無償化はないが、通勤時間を生活の質に換算すると川崎の優位性は高いです。家賃は横浜に次いで高いが、都心比では割安。

教育・子育て環境の総合力を重視する家庭 → 横浜市
給食費無償化(小学校)、出産費用助成9万円、医療費18歳拡大予定。支援制度が最も充実しています。家賃は5市で最も高いが、支援制度の差で一部カバーできます。

家賃を抑えて子育て費用の実質負担を減らしたい家庭 → 横須賀市
家賃7〜10万円、医療費18歳まで自己負担ゼロ、出産祝い金5万円。都心勤務は通勤50分がネックですが、在宅ワーク中心なら最も家計が楽になる組み合わせ。

神奈川の暮らしやすさとコストのバランスを取る家庭 → 藤沢市
海に近い環境、医療費18歳まで自己負担なし、家賃9〜12万円。品川まで45分と通勤は長めですが、湘南の生活環境を好む家庭には選択肢として有力。

教育コストを徹底的に抑えたい家庭 → 相模原市(橋本エリア)
家賃8〜11万円と神奈川内では低水準。医療費18歳まで対象(課税世帯は中高生で500円負担あり)。都心からの距離があるため、テレワーク可能な職種に向いています。

09まとめ

比較項目最も有利な市
医療費(現時点)藤沢市・横須賀市(18歳・自己負担なし)
出産祝い金横浜市(最大9万円)
給食費無償化横浜市(小学校のみ)
家賃の安さ横須賀市
通勤の近さ川崎市(品川9分)
保育園の入りやすさ横須賀市

神奈川5市はそれぞれ異なる強みを持つ。子育て支援制度だけで選ぶと横浜が有利に見えるが、家賃差と通勤時間を含めたトータルコストで比較すると最適解は家庭の状況によって変わる。

2026年後半に横浜・川崎が医療費を18歳まで拡大すれば、制度面の差は縮まる。それ以降は家賃・通勤・保育園の比較がより重要になります。


引越しを検討中なら、まず複数の業者に見積もりを依頼して引越し費用を把握しておくと予算計画が立てやすい。神奈川内の引越しでも業者によって金額に差が出るため、比較することを勧める。

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出典

  • 横浜市「小児医療費助成」 city.yokohama.lg.jp
  • 横浜市「出産費用助成金」 city.yokohama.lg.jp
  • 横浜市「学校給食費の無償化」 city.yokohama.lg.jp
  • 川崎市「小児医療費助成」 city.kawasaki.jp
  • 川崎市「学校給食」 city.kawasaki.jp
  • 相模原市「小児医療費助成」 city.sagamihara.kanagawa.jp
  • 相模原市「学校給食」 city.sagamihara.kanagawa.jp
  • 藤沢市「小児医療費助成」 city.fujisawa.kanagawa.jp
  • 横須賀市「小児医療費助成」 city.yokosuka.kanagawa.jp
  • 横須賀市「出産子育て応援祝い金」 city.yokosuka.kanagawa.jp
  • 横須賀市「学校給食費」 city.yokosuka.kanagawa.jp

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本記事の情報は2026年4月時点の各自治体公式サイトの情報に基づいています。制度は変更される場合があります。最新情報は各自治体の公式サイトまたは窓口でご確認ください。

出典
各自治体公式サイト(2026年4月時点)
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CONTENTS

  1. 015市の子育て支援 比較一覧
  2. 02医療費助成:対象年齢と自己負担に差あり
  3. 03給食費:横浜市だけが小学校無償化
  4. 04出産費用助成:横浜9万円が突出
  5. 05家賃相場:エリア別の差は最大2倍
  6. 06都心へのアクセス
  7. 07保育園:入りやすさと充実度
  8. 08こんな家庭にはこの街がおすすめ
  9. 09まとめ